君との恋は画面越し
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あらすじ
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中学2年の春—— 人と話すことが苦手な少年・廉野勇輝は、唯一心を許せる世界を画面の中に見つけていた。 それは、無名のVチューバー「冬木ヒナタ」の配信。たどたどしい言葉で一生懸命話すその姿に、勇輝は次第に惹かれていく。 スパチャを送り、コメントを重ねるうちに、ふたりの間には確かな“繋がり”が芽生えていった。 だが、ヒナタの人気が急上昇するにつれ、勇輝は自分の居場所を失い、次第に画面から離れていく。 一方、ヒナタとしての成功の裏で、秋野千春は「Yvki」という一人のリスナーを探し続けていた。 ——もう一度、あの温かい言葉をかけてほしい。 その些細な気持ちは大きな恋心に変わり、千春を突き動かす。 Vチューバーとして成功したことによって得た莫大な資金でありとあらゆる手を使い千春は「Yvki」である勇輝を見つけ出した。 そして彼の志望校である福智山高校に進学して勇輝と恋仲になることを目指す。 だが、現実の彼は、あの頃のように自分を見てはくれない。 それでも千春は、勇輝に気づいてもらうため、冬木ヒナタのような思わせぶりな態度をとって少しずつ勇輝の心へと近づいていく——。 そして、画面越しで始まった恋が、初めて“現実”と交わる時、ふたりの未来は静かに動き出す。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-10-12 18:00創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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