離婚する時、妊娠診断書を隠しておいたら、橋本社長が後悔してるんだが?
連載中最近更新:第4話 彼女は承諾した2025年11月05日 13:05
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あらすじ
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結婚生活3年目、小林薫が予期せぬ妊娠を知ったその日、橋本湊の忘れられない人が帰ってきた。 世間皆知っていること、小林薫は橋本湊に心底愛し、10歳の時から橋本湊にしつこくまとわりつき、どんな女性も彼に近づけさせなかった。 橋本湊と結婚するために、彼に媚薬を飲ませることさえ厭わず、彼の初恋の人を追い払った。 しかし今回は、小林薫が離婚協議書に一刻も早くサインしたかった。 橋本湊は少し意外に思い、薫がただわがままを言っているだけだと思っていた。 しかし、薫が妊娠したお腹を膨らませているのを見るまで。 「この子はあなたとは関係ない」と小林薫は冷たくよそよそしく言った。 橋本湊は目を赤くして、「小林薫、そんな馬鹿な、一人で子供が産めるわけないだろう!」 「でも、最初にこの子は要らないと言ったのは湊よ。もしこの子が私一人のものにならないのなら、この世に来なくてもいい」 その後、幾度とない日々、橋本湊は一身の傲りを粉々に砕き、苦しそうに懇願した。 「お願いだ、そんな風にしないで。何でも約束する、だから」 手放しておけず、離れられない人、それはいつだって湊の方だった。 薫に一目ぼれしたのも、湊の方だった。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-11-04 11:07創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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