妖々の神畏
連載中最近更新:第5話 征伐隊2025年10月29日 15:05
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あらすじ
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 この世には、人間以外の種族が居る。  その中でも特別視されているモノ達は怪異と呼ばれる異形の存在。    彼等は人間と同じく根源とする魂を持ちながら、常人とは離れた特異な力を持っていた。     人々は彼等に対して畏れを抱き、世の理の代弁者として彼等と共存し今日にまで至っている。    しかし、この世には悪しき人間も当然居る。  同じように、悪しき怪異もまた存在していた。  悪しき人間、怪異達の手によってこの世の平穏が乱された時、とある一対の人間と怪異は互いに協力しあい、神如き御業をもって悪しき彼等を滅したのである。     人々は悪しき存在へと抗った一対の彼等を、偉大なる敬意と畏れ込めて後に彼等は神畏【シンイ】と呼ばれるようになった。  これはそんな神畏と呼ばれる者達の物語。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-10-25 15:05創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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nous 現代よりも遥か未来の2090年代後半。  世界は現実と異世界との交流を舞台としたフルダイブ型VRMMORPG、nous【ナウス】を中心に動いていた。  この世界を現在実質的に支配し管理しているのは国ではなく十大財閥、通称十王という企業組織。  十王、そしてnousの開発者であるカノラ・リールという人物を中心に生まれたこのゲームにより、様々な生活の中にVRとAR、そしてnousが多く浸透していく中でゲーム内での実力が現実世界にも影響しその広がりを見せていた。  しかし、それは日本時間の2097年を迎えた瞬間、世界から約20億余りのプレイヤーがゲーム内へと閉じ込められてしまったのである。  ナウス内に捕われたプレイヤーへと課せれたこの世界からの脱出条件はゲーム内に出現した新たな3つのダンジョンを期間内に全て攻略する事。  その期日、2100年を迎えるまでの僅か3年。  ゲーム内に多くのプレイヤーが閉じ込められ世界は大きな混乱に陥るが、十王及び各国政府は対策本部を配置し各ダンジョンの攻略へと動き始める。  彼等はゲーム内で傘下に置く大規模ギルドと連携し一日も早いデスゲームからの開放に向けて動きつつあった。  しかし国同士、そして十王内で様々な思惑が交錯していく事は必然。  そして3つのダンジョン攻略を進めていくに当たり、あまりに理不尽な難易度のダンジョン達を前に彼等の攻略は徐々に滞っていく。  更には、この世界の裏で動く巨大な陰謀が……。  しかし、デスゲームと化したこの世界に挑もうとする者が僅かだが存在していた。  かつて白狼とまで呼ばれ、その名を世界に轟かせた凄腕プレイヤー、ケイもその一人である。  過去に囚われながらも現在の仲間、更にはかつての仲間も集っていき共にこの世界での抵抗を始める。  全ては、この仲間達と生きて帰還する為に。  これは不可能に挑み続けた抵抗者達の記録ーーー
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