隣の家の天才クラリネット演奏者が、甘すぎる愛を注いできます
完結済最近更新:第10話2025年11月21日 21:52
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あらすじ
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八月上旬の夜7時、大問題が発生しました。 「エアコン、壊れた……」 どれだけリモコンを押しても反応がない。 「クラリネット、どこで弾こう……」 いつも仕事終わりに家の防音室で練習していた。趣味と言えど、3年以上続けている趣味。 丁度二週間後に近くの知り合いのバーで披露させてもらえることになっている。しかし、窓を開けて家で練習をするとなると、さすがに音が漏れる。周りの住宅も少なく、右隣は空き家。問題は左隣のお家だけ。 確か一人暮らしの男性のはず。しかし、姿を見たことはない。 もしかして誰も住んでない? そしたら、何も気にせずにクラリネットが吹ける。 そう思って、勇気を出してチャイムを鳴らしたのに…… 「可愛いですね、想乃さん」 「想乃さんの音色には、惹かれるものがあったのも事実ですし」 「本当に可愛いと思ったから言っているだけですので」 隣の家の住民は、天才クラリネット演奏者でした。 【登場人物】 大原 想乃[おおはら その]・・・26歳。普通の会社員。趣味はクラリネット演奏。優しくて、案外大胆な性格。  × 宇多川 凛也[うだがわ りんや]・・・27歳。有名クラリネット演奏者。想乃をからかうのが好き。 【作者に音楽知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです】 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-11-21 21:35創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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国一番の大悪女は、今から屋敷の外に出て沢山の人達に愛されにいきます私、マリーナ・サータディアはユーキス国の第一王女でありながら、身体が弱く引き篭もりがちだった。 齢10代も半ばの頃には大分良くなり、そろそろ学園にも通えると思っていた矢先…… ユーキス国で、流行病が猛威を振い始めた。そんな時、私の前に突然若い青年が現れた。 「マリーナ。いっぱい嫌われて」 「え……?」 「君が嫌われた人数分だけ命を救ってあげる。というか、嫌われた人数にだけ免疫をあげるよ。あー、でも、この流行り病からユーキス国全てを救うためには国民全てに嫌われるくらいじゃないと無理かな?」 その青年は不思議な力を秘めていた。だから、はっきりと答えた。 「分かりました。その言葉が聞けただけで十分ですわ」 そして、私は国一番の悪女になった。 この物語はここから始まる。 私が国一番の悪女と呼ばれるようになった日、その青年はもう一度現れた。 「じゃあ、好かれてきて」 その意味の分からない提案は私の世界を変えるには十分だった。 そして、学園に通い始めたマリーナは隣国の公爵子息であるクラヴィス・イージェルと出会う。 「君が誰かに嫌な言葉を吐かれた時は……その分、私が君を甘やかそう」 「マリーナ、大丈夫だから。どうか私に君を守らせて」 「ただそばにいたいだけなんだ」 もう屋敷の中にいた頃には戻れない。 【登場人物】 マリーナ・サータディア・・・ユーキス国の第一王女。17歳。 クラヴィス・イージェル・・・隣国マリス国の公爵子息。実際は・・・? クロル・サート・・・マリーナに仕えている護衛騎士。サート伯爵家の次男。 リーリル・カリナ・・・マリーナのメイド。共に信頼しあっている。 フリク・・・不思議な力を持ち、マリーナを振り回す青年。神秘的な力を持つ。
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