あらすじ
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 落ちこぼれの見習い対魔巫女・桐島舞は、魔月の夜──仲間の全滅とともに“最悪の敵”と目を合わせてしまった。  襲来したのは、かつて神として崇められ、今は魔界の頂点に立つ妖魔軍総大将・龍帝天凱(てんがい)。  対魔巫女軍を瞬く間に灰へ変えた天凱に対し、舞は他の味方が撤退する時間を稼ぐため、殿として立ち向かうが、敗北し囚われてしまう。  だが、天凱が見せた態度は、囚人に対するものではなかった。  何をしても怒らず……。  舞の人となりや好みを知ろうと、真剣な顔で会話をしてくる。  夜ともなれば、舞の体を貪り尽くして離すことがなく……。  他の妖魔が近づこうとすれば、恐るべき殺気を撒き散らすことすらあるのだ。  理解不能な独占欲と溺愛ぶりに、困惑する舞。  だが、彼女は知らない。  自分の前世には、天凱の封印に関わる重大な秘密があり、舞だけが彼を止められる唯一の存在であるということを……。  平凡な落ちこぼれから、世界の命運を握る巫女へ。  敵であるはずの龍帝から深く求められていく舞は、“愛”か“使命”かの選択を迫られていく。 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-11-25 07:15作者のひとりごと作者のひとりごと2025-11-25 07:15創意工夫ありし者創意工夫ありし者
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