誰かと一緒に食べるなら
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あらすじ
詳細
 主人公・久保 澪(みお)は二十代後半の女性。首都圏に近い大都市に在住。恋人で同年代の男性、相川 正(ただし)のアパートで同棲し、結婚相談所『エンジェルズベル』を起業・運営している。正は『エンジェルズベル』における彼女の部下でもある。  久保は乳児の時分から孤児として児童養護施設で、正は虐待家庭でそれぞれ育てられていた。そして彼女は、実の親を示す唯一の手がかりとして施設から渡されたトマトソースのレシピを大切に保存していた。彼女は毎日トマトソースやケチャップを用いた料理を食べることで、実の親を探す気持ちを保ち続けている。  久保にはもう一つ、民間情報売買組織『壁』の主催者(通称『竹柱』)という顔があった。『壁』は彼女と、エンジェルズベルの社員である女性・井部 陽子(通称『アスファルト』)で構成されている。井部は優秀だが無口な、主人公よりさらに若い女性である。  ある日、エンジェルズベルの社員・宇土(うど) 実が不倫をしているという情報が『アスファルト』からもたらされる。事実関係を把握し宇土を懲戒免職にした久保だが、その頃から江原(えはら)というフリージャーナリストにつきまとわれるようになった。江原は不倫専門の報復屋・『金杖(きんじょう)』を追っており、その過程で『壁』を察知していた。江原は『壁』の正体を漠然と掴みかけており、久保にまでたどりつきつつあった。  江原の追及をかわしつつ、表稼業で様々な構想を実行する久保。売れない陶芸家の検見(けみ)をテコ入れしてオンライン陶芸教室を後援するが、井部の過去が割れてしまう。彼女は以前の職場で妻子のある男性にだまされ、中絶までさせられていた。その男性・蒲池(がまいけ) 始が、久保の実の親にかかわる一家の長男だった。閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2026-02-19 16:47作者のひとりごと作者のひとりごと2026-02-19 15:50ネオ・デビューネオ・デビュー2026-02-19 15:40
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