あらすじ
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白河七音は一本のハイヒールで枕営業の席を終わらせ、逃げる途中で半開きの扉を押し開けた。 部屋の中には、やけに整いすぎた顔の男が一人。しかも誰かに薬を盛られているところだった。七音はとっさに彼のベルトで彼を縛り、タクシーを呼び、近くのプライベートクリニックへ放り込んだ。 翌日、スマホに振り込み通知が届く。桁を見間違えたかと思うほどの金額。備考欄にはたった二文字――差額。 後になって知る。その“縛った男”の名は御堂澄人。日本最年少のフォーブス長者だった。 さらに後になって気づく。 配信バラエティで一緒に鶏を追い回し、ボロバイクに乗り、水蛭に悲鳴を上げていたあの男が――いつの間にか彼女の所属事務所を買収し、裏で黒い噂を洗い出し、彼女を食い物にしようとする者たちを一人残らず封じ込めていたことを。 そして彼は彼女の前に立ち、静かに言う。 「好きだ。投資としてじゃない」 彼女が終わったと踏んで踏みにじろうとした者たちは、一人、また一人と、自分の言葉で自分の首を締めていった。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2026-03-05 08:05ネオ・デビューネオ・デビュー2026-02-27 15:15作者のひとりごと作者のひとりごと
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