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あらすじ
詳細
結婚して三年――。
夫・湊は、一度も私を愛してくれなかった。
夫婦なのに別々の部屋で暮らし、彼に浮上する女性問題の後始末をするのが私の役目。
どれだけ尽くしても、どれだけ待っても、彼の心は私には向かなかった。
それでも離婚できなかったのは、昔、命を懸けて私を救ってくれた彼を愛していたから。
けれど、その想いも限界だった。
湊の初恋相手・リナが帰国し、彼女の隣で見せる幸せそうな笑顔を目の当たりにした私は、ようやく気づく。
――私は最初から、この恋の脇役だったのだと。
だから決めた。
もう彼を追いかけるのはやめよう、と。
財産もいらない。
地位もいらない。
ただ、この苦しい結婚生活から解放されたかった。
そうして差し出した離婚届。
当然、彼は喜んで判を押すものだと思っていた。
なのに――。
「本当に俺と離婚する気なのか?」
離婚を望んでいたはずの彼は、なぜか手続きを先延ばしにし、私が他の男性と話すだけで不機嫌になる。
さらには、今まで見向きもしなかったくせに、離れようとする私を必死に引き留め始めて……。
今さら優しくされても遅い。
私はもう、愛されない妻でいることに疲れてしまったのだから。
捨てられるはずだった妻が、自分自身の人生を取り戻そうとした瞬間――。
冷酷だった夫の執着と後悔が始まる。閉じる 応援チケット
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創意工夫ありし者2026-09-13 09:05
ネオ・デビュー2026-06-12 11:25
作者のひとりごとこの物語が、誰かを思い出すきっかけになりますように。閉じる フォロー