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五年間探し続けた人は――見つけた時、私はすでに彼の弟の婚約者になった
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五年間探し続けた人は――見つけた時、私はすでに彼の弟の婚約者になった
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現代恋愛
連載中
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最近更新:第十話 M.K.
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2026年07月14日 18:16
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柚月が初めて良晃と出会ったのは、京都・鴨川の河川敷だった。 足を滑らせて川へ落ちた彼女を、彼は迷うことなく飛び込んで助けた。 橙色の防災頭巾で彼女の額の傷を押さえ、救急車が来るまで夜明けの川辺で寄り添ってくれた。 けれど、彼女は彼の名前を聞くことができなかった。 二度目に彼と出会ったのは、横浜で開かれた華やかな結婚式の日。 彼は岸本家の長男で、彼女の婚約者の兄だった。 「おめでとうございます」 そう言った彼の声はどこまでも冷たく、視線だけが彼女の額に残る古い傷跡を一瞬だけ捉えた。 三度目に会ったのは、深夜のアパートの前。 彼は色褪せたオレンジ色の防災頭巾を手にして、静かに言った。 「君なら、幸せになれると思っていたから……何も言わなかった」 その後の物語は、東京の下町にある十坪ほどの小さな事務所で始まった。 一杯の、塩辛すぎて少し苦い味噌汁から。 彼は料理が得意ではない。 気の利いた言葉を伝えることもできない。 家族から向けられる重圧の前でも、ただ黙って彼女の前に立つことしかできない人だった。 それでも―― 深夜三時、眠れずにいる彼女のスマホに届く短いメッセージ。 『眠れない?』 仕事中に疲れて眠ってしまった彼女の隣で、目が覚めるまで何も言わず待っていてくれる人。 無意識に伸ばした指が、そっと彼女の手を握る人。 大晦日の夜。 窓の外には静かな雪が舞い、テレビからは紅白歌合戦の音が流れていた。 柚月は彼の肩に寄りかかりながら、小さく呟く。 「今年は……本当にいろんなことがあったね」 良晃は彼女を見下ろして、静かに笑った。 「うん。でも俺が一番幸運だった出来事は――毎年、夏に起きてる」 柚月が顔を上げる。 「夏?」 彼は少しだけ目を細めた。 「五年前の夏、京都で君に出会ったこと。今年の夏、君と一緒にいられること」
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