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視えるオレは憂鬱
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視えるオレは憂鬱
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最近更新:第26話 突然の話。
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2026年08月16日 20:00
61人気
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4.9万字
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オレには人が発する色が視える。感情や考えていることが、その色で大体わかった。 悪意や怒りの色に当てられて、人と関わらないように過ごしてきたけれど、ある職場で働きだしたことをきっかけに、少しずつ変わっていった。
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最近更新:第26話 突然の話。
2026年08月16日 20:00
釜瑪秋摩
ファンタジー系、恋愛を書くことが多いです。 読書は雑食なので、ファンタジーやホラー、ミステリー、甘々な恋愛、エッセイなど多数です。 主にカクヨム、小説家になろうで活動しています。
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今夜、月見草が咲く丘で
子どものころ、毎年の夏を父の田舎で過ごした。近所の子どもたちやいとこに混じって、日が暮れるまで遊んだあの町。その中に、勇助がいた。 中学一年の夏の終わり、勇助は言った。 「見せたいものがあるから、今夜、九時に、月見草が咲く丘で待ってて」 ——けれど、その夜、彼は来なかった。 それから十年。祖母の訃報で、私は久しぶりにあの町へ帰る。通夜の夜、何気ない親戚の一言が、あの夏の意味を、まるごと変えてしまうまでは、なにも知らないままだった。
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