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第9話 合成してみよう

 今日まで手に入れたスキルで何か出来ないか考えてみる。



 あれこれ考え、戦闘系 防御系 サポート系の3つに分けて考えてみる。今回、思いついたのは分解と採取を合わせたらなにか出来るんじゃないかと。



 俺のイメージでは、採取した素材を分解のスキルで解体とか出来たらいいなと。



 いつか、解体は冒険するうえで必要になると思うが、解体する時の肉の触感や匂い 汚れは慣れる気がしない



 では、いっちょ気合入れてやりますか  



        『合成』


『採取✕分解を合成でよろしいですか?』 頭の中にまた音声が流れる。



 ユニークスキルを手に入れた時も、この声聞こえたな あまり気にしていなかったが この声はとりあえず天の声ということにしておこう 案内だけみたいだし 



 俺はイエスと答え、その瞬間新しいスキルを手に入れたことがわかった そのスキルは、異世界では持っていたら絶対役にたつアイテムボックスだった



 このアイテムボックスは、半径5m内で俺が認識出来る素材を回収することが出来て、モンスター素材なら解体屋に頼むよりきれいに部位ごとに解体してくれるのだ。



 さすがに時間が止まるとかではないみたいなので、レベルアップでの効果で出てくることを願う



 合成で手に入れたスキル アイテムボックスは、確実に有能なスキルに間違いない。



 帰る前に、今日倒したモンスターを回収してアイテムボックスで解体してみよー。



 無事回収出来たのは、オークとウルフの2体とりあえずアイテムボックスに回収して一旦戻ろう。



 怪我もなく今日も、無事に帰宅し早速回収したモンスターを解体してみよう 頭の中でアイテムボックスの中を意識すると、オークとウルフがあるのがわかる そこにスキルの解体をする。


         『解体』


 アイテムボックスの中に、解体したアイテムが入る  


 オークの肉 オークの毛皮 ウルフの肉 ウルフの毛皮が手に入った。




 これで俺は、今後自分の手で解体をしなくてすむはずだ

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