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第49話 お仕事をすると優しくなれるかもしれない

こんばんは。

今週も時間ができましたので、

統合失調症エッセイを書きに来ました。


8月に入りました。

あちこちでかなりの気温が観測されていて、

ニュースで見るたびにげんなりします。

うーん。げんなりの使い方これでいいのかな。

とにかく、各地で猛暑日と聞くたびに、

体感温度がさらに増したような気がして、

ぐったりとか、うんざりとか、

諸々含めて、げんなりと言うような気分です。

とにかく暑いです。

今週も、土曜日の深夜、

お酒を飲みながら書いています。

ラインナップは、オリオンビールと翠ジンソーダ、

そして、本搾りのライム。

いつものラインナップです。

おつまみはローソンの生ハムです。

ローソンの生ハムの中でも安いもので、

一枚剥がして食べては、お酒をぐびーっと飲みます。

生ハムも高いものは確かに美味しいのですが、

ひとまずはこれくらいでいいです。

お酒は楽しめるのが一番です。

誰にも迷惑かけなければそれがいいですし、

美味しいならばそれがいいです。

さて、あんまり夜更かしにならない程度、

お酒飲みつつ執筆します。


今回は、お仕事すると優しくなれるかもしれない、です。


まぁ、世の中いろんなお仕事があって、

お仕事をする人はみんなそのお仕事をがんばっています。

お仕事嫌だなぁと思いましても、

お給料があるからがんばれるという方もいるでしょう。

正直なお話、お給料がなかったら、

今のお仕事をする方はいないでしょう。

お金目当てが、あまりよくない言葉とされるようですが、

お金無しでは働くことができないと思うのです。

少し大きなお話になってしまいますが、

皆様人生を生きています。

皆様に対して、生きているお時間をこれだけください、

寿命をこれだけくださいと言われて、

いただいたお時間を働くということに充てられている訳です。

人生の貴重なお時間をいただいている訳ですから、

無報酬な訳ではないです。当然です。

人生とは有限でありまして、

その時間はとても貴重ですので、

働いたらお金がもらえないといけないと思うのです。


私も学生時代のアルバイトから、

結婚してからのスーパーのパートや、

今の事務会計の正社員などをこなしてきました。

統合失調症ではありますけれど、

それなりに働いています。

世の中には、ブラックなお仕事があって、

ブラックなお仕事を続けていると荒むということも聞いています。

全てのお仕事がホワイトと言うわけでなく、

グレーのお仕事もいっぱいあるだろうと思います。

ただ、お客様を相手にするお仕事を経験すると、

優しくなれるんじゃないかなと言うお話です。


学生時代、いわゆるレストランの接客をしました。

学校が終わってからレストランに行って、

晩御飯を食べに来たお客様にお食事を提供したり、

ご注文を聞いたりレジを打ったりしました。

いわゆる晩御飯の時間帯ですから、

お客様はどんどん来ます。

他のホール係の人たちや、

キッチンの係やお皿洗いの係の人たちと連携して、

お客様に笑顔で接客してがんばりました。

とても大変ではありましたが、

お客様に美味しかったとか、がんばっているねとか、

褒められると嬉しいものでした。

お店をあとにするお客様が、ごちそうさまと言われると、

ああ、私を含めたみんなで、

お客様を満足させることができたのだなと、

あたたかな気持ちになりました。

学生時代ではあります、

レストランで働いている皆様も、甘めに対応してくれたものかと思います。

それでもこの経験が、

働くとは一人ですることではないことと、

お客様に心を尽くせばそれが返ってくることを教えてくれました。


また、嫌なこともたくさんありました。

結婚した後で働き始めたスーパーなどは、

店長がバックヤードで物を蹴飛ばして癇癪を起こしているようなところでした。

店を開ける準備中に、

店長は特定の従業員を怒鳴りつけていました。

私はコーナーが違うのですが、

先輩の方にいろいろと嫌なことをされました。

そのスーパーではそれが当然だったのかもしれませんが、

学生時代のレストランとは違い、

結婚をした後は統合失調症の症状が出てかなり経過したころです。

かなりメンタルが病みました。

ヨーグルトなどに値引きシールを貼るのを忘れたことを言われて、

私の命の価値は、値引きシール20円以下なんだろうなと思ったものでした。

スーパーにいた頃は、働きながら死ぬことばかりを考えていました。

そのスーパーには、話せる方もいました。

みんながみんな、なんというかブラックな性根と言うわけでなく、

ちょっと集まってカラオケにでも行こうということがありました。

スーパーのお仕事のことを忘れて、

私も楽しく歌いました。

店長や先輩のように、いろいろ言ってくる人たちもいるけれど、

この人たちもいるんだなと思ったものでした。

みんなでがんばろうと思ったその帰りに携帯に電話。

会社をやっている母からでした。

母が言うには、今いる事務員さんが止めることになって、事務員さんが欲しいから、

もしよければこっちで働いてくれないかな、

そんな電話でした。

結局私はそのあと一ヶ月ほどでスーパーを辞めました。

あの時楽しい時間を過ごした皆様は、

一人もスーパーに残っていません。

正社員だった方は、本部勤めになっているかもしれません。

あのスーパーはメンタル病みそうなのでもう行っていません。

嫌なことをたくさん思い出してしまいます。

接客や、元働いていた人たちなど、嫌だなと思った人がたくさんいたら、

あのスーパーの売り上げは落ちているんじゃないかなと思うのですが、

私が何を言っても変わるものでもないです。


働く人も、人なのです。

ありがとうと言われればとても嬉しいのです。

一人の人として、丁寧にされると、

働く人も嬉しいのです。

働く人はお金をもらっているんだからと言う人もいるのかもしれませんが、

お金をもらっていますが、働く時間の対価としていただいているのです。

お金で人ではないものになっている訳ではありません。

お客様も人であるならば、

働く人も人です。

お仕事をしていますと、

人と人のつながりを丁寧にしていることが大事だなと思うのです。

お客様を相手にするお仕事をしますと、

つながりが一層身に沁みて感じられます。

お仕事をする人が心地よくなれるよう、

いろいろな方に優しくしようと思っています。

ありがとうもごちそうさまも言います。

お手数おかけしますも言います。

とにかく、お仕事をされる方も大事にしたいと思うのです。

私もいろいろなところで働きましたから、

人として大事に扱われますと、

とても嬉しいということをわかっています。

こうして、その気持ちを返していけたらと思うのです。


いろいろな経験をしますと、

執筆に深みが出るような気がします。

想像だけでは補えない気持ちがあるように思います。

世の中すべてを経験することはできないかもしれませんが、

お客様を相手に働くということは、

一度は経験した方がいいように思います。

いろいろなお店がお客様を相手にしています。

お仕事の基礎の感覚を経験するのに、

社会の感覚を得るのに、

パートやアルバイト、または正社員など、

そんなお客様相手のお仕事は一度はするのがいいかなと思います。

職場もいろいろですから、

一概にどこがいいとは言えませんが、

経験は何かしらの執筆の深みになる気がします。

働くことで、お仕事をしている側がどうされれば嬉しいかがわかりました。

お仕事をしている人たちに、

私は、優しくしたいと思えるようになりました。

みんなでこの社会を回しているのです。

それぞれの場所でがんばる人たちに、

ありがとうと優しい言葉をかけたいと思うのです。


また、時間がありましたら、

統合失調症エッセイを書きに来ます。


ではまたいずれ。

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