真冬だからと着込んでみれば
太陽の陽射しで焦がされそう
冷たい海風が心地良すぎると
調子にのって越えてしまうよ
その線の向こう側へと
いつか見た夢の話を途切れ途切れ思い出した
まさゆめにならなかったのが
せめてもの さいわいとして
いまでもヒントがたくさんあるよ
いまだにヒントにしているんだよ
ずれてしまった交友関係
ひくにひけない交遊体系
異性化する脳まさに宇宙のチリあくた
もうしばらくしたら
手が届きそうな気がして
やめるタイミングをなくしてしまうだけ
だからどうぞ
雨の彼方に澄み渡る青空があるように
きみの心を蝕む闇も紺碧の波の裏返し
ぼくが露を海だと勘違いすれば
きみは粒を光ととらえてる
同じカフェのメニューをひろげたまま
答なら決めてあるのに
まるで決めかねて悩んでいるような姿
お互い そろそろだね
この栓の向こう側で招く輩を追い払え