120. 『ましポん48』~最強伝説!キルすっぞ!配信~②
『あるアロ』の配信は雑談を交えながら楽しく進んでいた
コメント
『すたフェスの話聞きたい』
『お互いの初対面とか』
『おなしゃす』
「おっいいねぇ。すたフェスね。初対面の時は確かポアロは時間通りで、あるとが先にいたんだよね。で、控え室に入ったら椅子の背もたれに寄っ掛かって片手でスマホいじってるゴスロリがいてさw」
《バラすなよポアロ先輩!》
「第一声目が『おお……今年の大型新人は違うね』だったね。やっぱりスカウトのロリ神は違うよね?」
《イメージ下げないでポアロ先輩!すぐ立ち上がって『海原あるとです。お願いします』って言いました》
「いやポアロの目には焼き付いてるから。怖い人なのかなって震えたねw」
《嘘つくなwすぐに『青嶋ポアロです。よろしく。まだ時間あるよね?レベル上げしていい?』って言ってましたよw》
コメント
『あるとちゃんw』
『探偵www』
『2人とも可愛い』
「それが初対面かな。そのあと何回かレッスンして収録して焼き肉食べた」
《あの時ご馳走様でした。あ。ポアロ先輩めっちゃいいこと言ってた!》
「え?」
《そこの焼き肉結構良いお店で高かったんだよ。それであるとが、おごってもらってすいませんって言ったらポアロ先輩が『気にしないで大丈夫。だからあるとはいずれできる後輩にこの焼き肉おごってあげな』って》
「やめろよw言うなw」
コメント
『てぇてぇすんなw』
『ご馳走様でした』
『ありがとうございます』
《歳が近いのにめっちゃ格好良い!これがFmすたーらいぶの1期生かぁって》
「お前歳が近いのバラすなよ!ポアロは大人のお姉さんで通してんだから!」
《どこがですかw》
「うるせぇガキ!お前はメロンソーダでも飲んでろよw」
《それココアのじゃん!》
コメント
『ココア出すなw』
『仲良すぎw』
『あるとちゃんの敬語が剥がれてきた』
「あとお前。不安になってかのんちゃんの凸行くなよ。生意気なゴスロリの設定守れw」
《ゴスロリ美少女だし。生意気は余計です。凸と言えば、姫先輩のあれってガチなんですかね?》
「だと思うよ。確かにかのんちゃんは裏でも『ましろん先輩』って呼んでるし、ポアロのことは本名だけど。……姫とはさ、ポアロの同期で3年たつけど、色々絡んだのはすたフェスのあと。それに姫ってさ仕事の話はするけど、プライベートの話はしないんだよね。だからもっと色々頼って欲しいと思ってる。リアルで歳も近いしさ」
コメント
『分かる気がする』
『まだ壁があるのかも』
『ましろ姫は強いから1人で解決しそう』
「ううん。姫は強くなんかないよ。まぁ……相談しにくいのはポアロもリリィママもひなちゃんも理解してるし、だから少しずつさ、距離を縮められたらいいかな。これからだよ1期生が本当に仲良くなるのはさ?」
《なんか真面目な話するポアロ先輩とかレアなんですけどw》
「そんなことないだろwさて。雑談しすぎたかも。ほらやるぞあると。キルすっぞ!達成できないと困るし。ポアロは次はこのお色気お姉さんのキャラで……」
《おい!軍人使えよ初心者!》
「いや。もう大丈夫だって!」
《ダメ。何が大丈夫だよ、2~3時間やったくらいでBFLナメんな》
「ガチのトーンやめろ。口悪いなw」
コメント
『草』
『これはお色気お姉さん没収の流れ』
『お色気お姉さん可哀想』
「ねぇ1回だけ。1回だけお願い。あるとちゃん!」
《あるとちゃんとかキモッ!》
「お前!だからこっち先輩だぞw」
時間は午前3時40分。こうして雑談を交えながら、まだまだ『あるアロ』の配信は続いていくのだった