220. 『Fmすたーらいぶ学力王選手権』配信①
時間は21時を回る。彩芽ちゃんの初企画の『Fmすたーらいぶ学力王選手権』が始まる。
コメント
『姫頑張って』
『かのんちゃんの代わりやります』
『学力王楽しみ』
「は~い。みんな席について。初めまして、ましろ先生です。さて出欠をとるのでね……名字の早い順で自己紹介と意気込みをよろしく!」
《あ。ポアロかw閃いた。この事件は万事解決!相棒たちよポアロについてきなさい!Fmすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロ探偵だ!さすがにこのメンバーで負けるわけないと思ってんだけど、まぁよろしく》
《……ん?あ。ココア?こんココ~!Fmすたーらいぶ3期生、猫さん大好き天才魔女の朽木ココアだよ~!最近までリアルにテストしてたのでココアが負けることないはず!よろしく!》
《おう!元気かい?Fmすたーらいぶ2期生、最強の女刑事とはこの遠山さくらのことだい!全員逮捕してやんよ!忘れてないかい?さくらはJKなんで。まぁよろしくぅ!》
《やっほー、元気足りてる?みんなの応援団長ことFmすたーらいぶ4期生の八神えるるだよ!あの……アタシもJKなんで。あと本気でアタシ頭いいですから!負けませんよろしく!》
「というメンバーで配信していくからね。最初に、かのんちゃんが体調不良でお休みです。ごめんねみんな。この企画はかのんちゃんが考えて準備してたんだよ?だから、かのんちゃんのためにも最高の企画にするからよろしくね!」
コメント
『かのんちゃんの分まで頑張って』
『メンバー最高w』
『揃うべくして揃ったw』
『各期生の……』
『言うなw』
「今回の企画は『Fmすたーらいぶ学力王選手権』。教科は国語、数学、社会、理科、英語の5科目の問題で各100点満点。合計500点満点。内容は中学生卒業レベル。一番点数が高い人が学力王という企画。ちなみにテストはもう終わっていて、みんなはスタジオにいるんだよね?どうだったかなテスト?」
《いや普通に難しかったけど。本気でテストしたんだけど姫。集合15時だからね?さっきまでやってたんだからw》
《普通にカンニングとか出来ないようにスタッフがいたぜいw》
《学校を思い出しましたココア。懐かしい!》
《アタシもそう思ってました!でも楽しかったです!》
コメント
『学校みたい楽しそう』
『テスト懐かしい』
『同感』
「という風に、みんな難しくて大変だったみたいだね。でも本気でやってくれて嬉しいよ!今ね、スタッフさんが採点してくれててその回答用紙がましろに送られてくるから、それをみんなに見せてあげるね!」
《それ地獄じゃんかw晒すなw》
「あれ?ポアロ探偵は中学卒業レベルの問題解けなかったの?教科に謎解きないよw」
《お~い!姫弄るなよ!中学卒業してから結構たってるから……ある程度仕方ないと思うよポアロは》
コメント
『ハードル下げるなw』
『草』
『自信ないの探偵?』
《自信ないのって言われてるぜいポアロ先輩?それにそんなこと言ったら、さくらの方がポアロ先輩より時間たってるぜ?》
《おい!さくらお前wリアルをバラすなよ!》
《あ。あ~!ごめ~んポアロ先輩wやっちまったwポンさく出ちゃったw本当にすいませ~ん!》
「あはは。まぁまぁポアロ探偵は若い女だからwそれに年齢がバレたわけじゃないからさ?」
コメント
『警部の方が年上なんだw』
『本当に若かったw』
『さくらちゃん可愛い』
《お前、今月のいのりの相談室行けよなw》
《本当に……これはマジで面目ねぇ……やらかしたw》
「ココアちゃんはどうだったテスト?」
《そこそこ出来たと思いますよ!だってこの中ならココアが一番現役に近いですから!》
「それを言ったらえるるちゃんが被害を受けるんじゃないかなw」
コメント
『ココアお前……』
『団長はココアより年上……っと』
『被せてきたw』
《あはは。ポンココでリアルがココア先輩より年上だってバラされたw》
《あ。ごめ~んえるるちゃん!》
「という人たちが答えた答案用紙が送られてきたから早速確認していこうか?これは期待できるよリスナーさんw」
なんかわちゃわちゃしてたが、面白い配信になりそうだな。頑張っていくか。