264. 『徹底解説!神託を受けし聖少女、皇ジャンヌのてぇてぇ講座!』配信①
そして配信が始まる。ジャンヌちゃんの今回のサムネは、上手く隠してあり誰がコラボ相手か分からないようにしてある。まぁベタな工夫だけど、『姫宮ましろ』と『青嶋ポアロ』の2名が配信に参加するならインパクトは大きい。
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『ジャンヌちゃん~!』
『てぇてぇは神』
『考察期待してるぞ!』
『ニヤケたいんや!』
「皆さんこんばんは。神託を受けし聖なる少女、Fmすたーらいぶ4期生の皇ジャンヌです。今日も色々守っていきますよ!この企画はデビューしてからず~っとやってみたかったので、実現できて嬉しいです。テンション上がってます!」
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『珍しいなw』
『てぇてぇ!』
『テンション高そうw』
「本当に協力してくれて感謝してます。では、今回のてぇてぇ評論家の方、若い順に自己紹介お願いします!」
《評論家じゃないけどwどっちかと言うと被害者ねw……えっと、閃いた。この事件は万事解決!相棒たちよポアロについてきなさい!Fmすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロ探偵だ!》
《皆さんこんばんは。良い夜をお過ごしですか?もう一人の被害者、Fmすたーらいぶ1期生、みんなの姫こと姫宮ましろです。よろしく~》
コメント
『おおおお!』
『まさかの1期生w』
『この企画でいいのかw』
『姫大丈夫w』
《おい!ポアロも心配しろ!》
「私の聖騎士軍に絡まないでくださいw」
《というかポアロ、てぇてぇとか興味ないからさwあまり乗り気じゃないしw》
《え?そんなこと言って、ポアロ探偵は企画聞いてすぐに『いいよ』って言ったって聞いたんだけどwね?ジャンヌちゃん?》
「え?」
《ジャンヌ。お前姫には言うなw》
コメント
『草』
『さすがポアロ探偵w』
『自分から罠にハマっていくスタイル』
《いいかジャンヌ。姫はおしゃべりモンスターだから、こうやって余計なこと言うと飛び火するからw》
《変なあだ名つけるのやめてよw》
「気をつけますねwそれでは早速始めていくんですけど、とりあえずあの配信のことを詳しく聞きたいんですけど、まずリスナーさんが全員気になっているご褒美ボイスの『ましポア』の件なんですけど。確か配信では『ましリリィ』と『あるアロ』だけだったはずなんですけど、どうなって収録することになったんですか?」
《あれはリリィさんのせいだね。あの時、全員で恥ずかしい思いをしながら台本を確認してたら、いきなりスタッフさんが『次、ましポアの台本確認しますか』って言ってきてw》
《そう!なんかリリィママが勝手にスタッフさんに注文してたwしかもやらないといけない雰囲気でさ?》
コメント
『リリィママww』
『仕事するw』
『やっぱり最高だなw』
「そうだったんですね。でもリスナーさんにはご褒美てぇてぇボイスが聞けて、サプライズになったんじゃないですか?」
《別にサプライズしようとしてなかったけどねw》
「あと、配信でリリィママを呼んだのは台本ですか?」
《ううん。あのあと、あるとちゃんの配信でも言ったけど、あれはリリィさんに押し付けようとしただけだからwそしたらなんか殴り返してきてあんな感じになっちゃったw》
「ちなみにポアロ先輩は、どう思ってましたあの時?」
《絶対呼ばれると思ってたw姫があるとの『あるましろで録りますか?』をつまらないって言ってから確信に変わったwだって今まで『あるましろ推していこうよ!』って言ってたのにw》
コメント
『あるましろよりあるアロw』
『それはそうw』
『姫はあるてぃめいとになれたから満足w』
『それもそうw』
《あっ忘れてたwましろんエキスプレスカードでメンシに入らないとw》
「それは配信終わってからにしてくださいましろ先輩wということで、雑談はこれくらいにして、本題のバレンタインてぇてぇ告白ボイスのアニメーションを振り返りましょうか?」
《え?あれ見るの?ポアロ嫌なんだけどw》
《これはジャンヌちゃんなりの考察を聞けばいいの?》
「まぁそうなりますね。でも私の考察を聞いてもらえば、また違った目線で見れると思いますよ?なんならその時の深層心理の奥の奥まで覗いちゃいます!」
そんなこんなでジャンヌちゃんの考察を聞きながら、バレンタインてぇてぇ告白ボイスのアニメーションを振り返ることになったのだった。