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299. 『Fmすたーらいぶ春の陣!チーム練習配信』~探偵チーム~

299. 『Fmすたーらいぶ春の陣!チーム練習配信』~探偵チーム~




 4月1日。『Fmすたーらいぶ春の陣!』の配信まで残り1週間。この前の抽選会で決まったチーム練習の配信が各リーダーの枠で18時から21時まで行われる。


【探偵チーム】

 青嶋ポアロ、夢花かなえ、八神えるる、九重キサラ


 コメント

『始まった!』

『楽しみ』

『頑張ろう探偵チーム!』


「閃いた。この事件は万事解決!相棒たちよポアロについてきなさい!Fmすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロ探偵だ!今日は3時間しかないから楽しんで行くか。配信外でも頑張るけど。とりあえず自己紹介よろしく!」


 《あ。夢に向かって一直線、Fmすたーらいぶ4期生、きらめき☆アイドルこと夢花かなえです》


 《やっほー、元気足りてる?みんなの応援団長ことFmすたーらいぶ4期生の八神えるるです》


 《はい。ここにいる全員、キサラがすみからすみまで丸裸にしますよ?Fmすたーらいぶ3期生、九重キサラです》


 コメント

『初組み合わせ』

『かなえちゃんと団長頑張って』

『博士頼むなw』


「という4人でやっていくから。かなえとは初めてだよね?緊張してる?」


 《緊張してます……ポアロ先輩もキサラ先輩も配信でお話するの初めてですし、かなえゲームあまりやらないので。迷惑かけたらどうしようって思って……》


「大丈夫だよ。今回はポアロも得意なジャンルのゲームじゃないからさ。楽しんでやろうよ!えるるとは学力王以来かな。大丈夫?緊張してる?」


 《アタシも緊張してます。その……憧れのキサラ先輩がいるので……》


 《え?キサラ?》


「おい!ポアロじゃないのかよw」


 コメント

『団長w』

『姫と博士のこと尊敬してるから』

『仕方ないな』


「なんだよ!ポアロも尊敬できるだろ。とりあえずどうするキサラ?まず出る種目決めたほうが良いかな?」


 《え?キサラですか?リーダーはポアロ先輩ですよw》


「探偵チームのブレーンはお前だからw」


 《えっと……じゃあとりあえず『UNO』でもやりながら親睦を深めつつ、話し合いますか。配信なのでゲームやらないのもリスナーさんに悪いですしね》


 コメント

『さすが博士』

『博士助かる』

『ブレーンは違うなw』


 《一応……えるるちゃんが『UNO』できるか確認もしたいからw》


 《え?アタシ出来ますよ!ひどいなぁキサラ先輩w》


「かなえは『UNO』できんの?」


 《さすがに出来ますよw》


 コメント

『草』

『先輩が弄るw』

『団長!ここ活躍するところw』


「じゃあ始めるか。最初は高学歴Vtuberからね?次がポアロ、キサラ、かなえの順番ね」


 《これは同じ色出せば良いんですよね?数字でもいいんでしたっけ?》


 《そうよ、えるるちゃんw》


「お前大丈夫かw」


 そんなこんなで『UNO』をやりながら、探偵チームは話し合いを進めていく。


「かなえはさ歌上手いじゃん?やっぱり『音ゲー』とか得意なの?」


 《歌は好きなだけで上手くないですよ。全然リコピン様のほうが上手いです!いや、かなえごときと比べるのも申し訳ないですよ!あの声が脳に伝わる感覚……最高!》


「うるせぇ質問に答えろw」


 《あ。すいません……得意かは分からないですけど、裏でゲームの練習した感じは一番出来そうです!》


 《かなえちゃんは『音ゲー』でいいんじゃないかしら?やっぱりリズム感が重要だと思うし》


 コメント

『かなえちゃんはダンスも上手いし』

『リズム感あるよね』

『確かに重要だな』


 《あのポアロ先輩!アタシ『レース』ゲームに出場したいです!あれ楽しいので!》


「却下w」


 《えぇ!?》


 《とりあえずポアロ先輩、次『レース』ゲームやりますか?頭ごなしに否定するのもえるるちゃんが可哀想ですし》


 《キサラ先輩優しい!》


 という感じで次は『レース』ゲームをやることになった探偵チーム。とりあえずポアロとえるるがプレイする。


 《うおおおお!曲がれえぇ!よし!あっ!ポアロ先輩に抜かれたw》


「抜いたんじゃねぇしwお前。周回遅れだからw」


 《え?ポアロ先輩もうラストですか!?速すぎません!?》


「いや、もうゴールしたw」


 コメント

『草』

『団長w』

『でも可愛い』


 《なんか調子悪かったのかな?でも本番までには何とか調子を戻すんで!》


「お前どの口が言ってんだよw黙って『UNO』やっとけw」


 《えぇ!?せっかく楽しいのに……》


「え……あー……ほら!『レース』ゲームは今度コラボしてやるからその時やろう。だから、えるるは今回は『UNO』ね?」


 《コラボいいんですか!?やったー!アタシ『UNO』やります!》


 コメント

『コラボ決まったw』

『探偵ネキ』

『なんだかんだ優しいw』

『良かったね団長』


 《ポアロ先輩が『レース』で、キサラが『言葉パズル』に出ますか。今のプレイを見ても速いし、上手いし。そのほうがいいですね》


「たぶん配信で『レース』のゲームとかやってる人いないから、難易度的にもここにあのガキ共とかくるんじゃないかな……かなえは『音ゲー』でいいよね?」


 《あの!ポアロ先輩。リコピン様……『音ゲー』来ますかね……》


「安心しろかなえ。『音ゲー』はいのりのルームで1人ずつプレイするはずだから逆にいいんじゃない?他のゲームは誰かの枠で集まってやるからさ」


 《そうなんですね。良かった!かなえ『音ゲー』頑張ります!》


 《え……いのりんのルーム……しかも2人……残りの期間練習頑張ってキサラが『音ゲー』出ようかしら……そしていのりんに『すごいですねキサラさん』って言われて……》


「お~い!キサラが壊れたwしっかりしろブレーンw」


 こうしてどのジャンルに誰が出るか決まっていくのだった。

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