300. 『Fmすたーらいぶ春の陣!チーム練習配信』~ゴスロリチーム~
【ゴスロリチーム】
海原あると、葉桐ソフィア、姫宮ましろ、魔月リリィ
コメント
『あるとちゃん頑張れ』
『二大巨頭だしw』
『やめたげてw』
「言わないでよ……めっちゃ緊張するじゃん。えっとFmすたーらいぶ3期生、可愛いは正義、ゴスロリ美少女海原あるとです。自己紹介お願いします」
《こんソフィ~Fmすたーらいぶ3期生、みんなの妹ハーフエルフの葉桐ソフィアだよ~よろしくね~!》
《皆さんこんばんは。Fmすたーらいぶ1期生、みんなの姫こと姫宮ましろです。今日はモクすっぞできないけど頑張ります。よろしく!》
コメント
『姫w』
『絶好調だなw』
『いつも通りだろ』
「リリィママがお仕事で少し遅れてるから最初は3人で配信やっていくね」
《あるとちゃん緊張してるの?大丈夫?》
「ソフィたんは緊張しないの?姫先輩とリリィママと一緒で……」
《え?もうしないよwだってもう2年目だし、一緒に3D配信したことあるし、裏でも会ったことあるから。なんならあるとちゃんこの前、姫先輩と3D配信してたよね?あとバレンタインてぇてぇボイス収録一緒じゃなかった?》
コメント
『クリティカルw』
『ソフィアちゃんやめてw』
『ゴスロリはナイーブだから』
「そうなんだけどさ……」
《え?じゃあましろ帰ろうか?w》
「ごめんなさい大丈夫です!とりあえず誰がどのジャンルに出るか決めよう!」
《あるとちゃん。このチームってさ、ある意味上手くわかれてるから、決めやすいんじゃない?ましろは『レース』と『音ゲー』やってみたけど難しいし、上手くできる自信ないから『UNO』確定ね》
「確定なんですかwじゃあソフィたんはどれに出たい?」
《ソフィアは『音ゲー』かなぁ。一番出来そうだし》
「ならあるとが『レース』で、リリィママが『言葉パズル』だね。なんかすぐ決まったw」
コメント
『草』
『ママおらんけど……』
『話し合い終わったw』
「時間まだまだあるしどうしようw」
《じゃあ『UNO』やらない?他のゲームだと手の内がバレちゃうし、『UNO』なら楽しめるし、リスナーさんのコメント拾いながら配信できるよ》
「さすが姫先輩。ソフィたんもそれでいい?」
《うん。いいよ。あとでソフィアの音ゲー練習付き合ってあるとちゃん》
「もちろん!あ。リリィママきた!」
《ごめんなさい遅くなったわ。魔月リリィよ。よろしく》
コメント
『ママ来た!』
『リリィママ待ってたよ!』
『ママ愛してます!』
「魔月眷属が騒いでるw」
《恥ずかしいわね……それより話し合いしましょう?》
《リリィさん。もう終わって、出るジャンル決まったよ。リリィさんは『レース』だねw》
《え?勝ちを諦めたのかしらこのチームw》
コメント
『それは草』
『姫w』
『ママ頑張ろうw』
「いや違いますよwリリィママは『言葉パズル』ですwいいですか?」
《ええ。ましろやめなさいよそういうの!私が『レース』ゲーム上手いわけないでしょw》
《じゃあ『言葉パズル』は上手いんだ。期待できるねw》
《誰もそんなこと言ってないでしょ!ハードルあげるのやめなさいよw》
コメント
『なんで姫は煽ってんだw』
『それがましリリィだから』
『いつも通りw』
《でも、やっぱり姫先輩とリリィママはすごいなぁ。開始早々配信の流れが変わるんだもん。ね?あるとちゃん》
「うん。安心する」
《リーダーはあるとちゃんだよwほら『UNO』やろうか。ましろの実力見せるからさ!》
《『UNO』に実力とかあるのかしら?》
《リリィさん。『UNO』が運ゲーだと思ってない?甘いなぁ。意外に駆け引きやポーカーフェイスだったり戦略的だし、知力も必要だから。それにましろね、学生の時『リバースのましろ』と言われてたんだから。今こそ発揮して実力見せつけるから!》
《何よ『リバースのましろ』ってw》
そして雑談をしながらリスナーさんのコメントを拾いながら『UNO』のゲーム配信が続く。
《あ。また負けたw》
「姫先輩w」
《姫先輩まだ一度も勝ってないですよw》
《ほら『UNO』って運ゲーだからさ?ましろ今日は運が悪いね》
《あなた運ゲーじゃないって言ってたでしょw》
《それは置いておこうかリリィさん》
コメント
『置くなw』
『フラグ回収w』
『本番勝てばいいから』
《さすがリスナーさんは分かってるなぁ。そんなことより、リリィさんだって『言葉パズル』大丈夫なの?》
《……正直に言うと、今真面目にやるかエンターテイメントを見せるか悩んでるw》
「真面目にやってくださいw」
《リリィママ。『言葉パズル』は脳トレにもいいらしいですから、真面目に頑張りましょ!きっと脳も若返りますよ!》
《えっ!?このガキ!チッ……なんだってw年寄り扱いするんじゃないわよ!》
「ソフィたんw」
《ソフィアちゃん成長したねwましろ嬉しいよw》
こうして『ゴスロリチーム』はどのジャンルに誰が出るかすんなり決まって、残り時間は雑談が多めで練習配信を続けて行くのだった。