541. 『秋の配信ウィーク!行楽の秋』もしかして地獄?ひめウサギのドライブ!1泊2日の旅人たち配信 1日目~②
そして、なんとかサービスエリアにたどり着き車を駐車する。目的地まではあと30分くらいか……途中危なかったが何とか運転できているな。残りも頑張ろう。
「それじゃつむぎとさくら様で何か買って来ますか?」
「おう。ましろ先輩とラビは何か食べたいのある?」
「ましろはコーヒーでいいよ。あまりお腹空いてないから」
「ラビは軽くつまめるものがいいですかね?たこ焼きとか?」
「分かりました。じゃあ少し待っててください」
「その間、配信よろしく!」
コメント
『いってらっしゃい』
『オレもお腹空いたな』
『さりげなくさくつむだな』
『てぇてぇ』
「ということで、お2人が戻るまでラビとましろ先輩の『ひめウサギ』で配信しますね!運転お疲れ様です。ましろ先輩」
「うん。いやぁ……本当に緊張感あって喉がカラカラなんだけどwラビさん帰り大丈夫?」
「任せてください!あ。良く考えたらましろ先輩と配信で2人きりって初めでですね?」
「そう……だね。結構ラビさんとは配信絡んでるけどね?そう言えばそうか」
コメント
『確かに』
『海の迷宮とかあかくま』
『プライベートはどうなの?』
「プライベートは特にないかなwでも4期生の中では1番ラビさんとは絡んでるかも。あと『あけおめ座談会』の実現できたねw」
「そうですねwいやきちんとコラボしてくださいよましろ先輩w」
「ラビさんとコラボか……何する?」
「ラビ。実はましろ先輩にやってほしい配信があるんですよ」
「え?なに?」
「ラビはRPGゲームのETERNALシリーズが好きなんです。特に4作品目。それをましろ先輩にやってほしくて。ゲーム耐久配信?になりますがね。何回かにわけて配信してもいいですし」
コメント
『おお!』
『姫のゲームいいな』
『案件以来だしな』
「ゲームかぁ……ポアロ探偵みたいにやるってことでしょ?まぁ……配信わけてやるならいいかも。あ。それならさ、ジャンヌちゃんも参加したらいいんじゃない?」
「確かに声優さんとして参加してますがらねwラビの好きな『ノア』っていうキャラクターの」
「そう。せっかくだからジャンヌちゃんにセリフ読んでもらいたいよねw」
そんな感じでしばらく2人で雑談していると、買い物に行っていた2人が戻ってくる。
「お待たせしました。姫様、コーヒーです」
「ありがとうつむぎちゃん。遅かったね?」
「え?あー……すいません。少し混んでましたw」
「つむぎいいよ。ごめん。さくらが色々選んでて時間かかっちまったぜい。これ……2人にも」
そう言ってオレと一ノ瀬さんに、キーホルダーを手渡してくれる。これは……けもにゃんこ生活のコラボのやつか。ちなみにオレには『ましろネコ』ではなく、『かのんネコ』が渡された。
「あっ可愛いですね!ご当地のけもにゃんこですか?ありがとうございます。ラビはネコ耳ないので手足が肉球なんですよね」
「おう。あとましろ先輩のは売ってなかったから、かのんで我慢してくれい」
「ねぇさくらちゃん。ましろ『あるとネコ』が良かったんだけどw」
「やめとけましろ先輩w」
「かのん様怒りますよw」
コメント
『姫w』
『どこのやつ?』
『教えて』
「教えるわけねぇだろw今いる場所特定されんだろw」
「あっラビ様。これたこ焼きです」
「ありがとうございます。ましろ先輩も食べますか?」
「え?いいの?」
「いいですよ。じゃあましろ先輩、あ~ん?」
「え……w」
コメント
『ラビさん!?』
『おいおいw』
『ひめウサギてぇてぇ』
「おい!てぇてぇ始めんな!かのんに怒られんぞw」
「えっ!?いやいや!そんなつもりながったですよ!違います!普通にましろ先輩は運転なので助手席のラビがフォローしようかとw」
「つむぎちゃん。流れ大事だよ?」
「え?あ。さくら様。つむぎのたこ焼き食べますか?あ~んしますか?」
「つむぎ流れに乗るなwそれFmすたーらいぶの悪いところだからw」
こうして、サービスエリアで休憩をしてから無事に目的地に着き、秋の紅葉を楽しむことが出来たのだった。