542. 『秋の配信ウィーク!行楽の秋』もしかして地獄?ひめウサギのドライブ!1泊2日の旅人たち配信 1日目~③
無事に紅葉を楽しんだあとは、日が暮れる頃に泊まる予定の旅館にチェックインし、まずは温泉に入ることにした。今日は運転だったから色々疲れたしな……
というか、この『行楽の秋』って道中のドライブ配信がメインなんだよな。紅葉を楽しんでいる様子はさすがに配信できないからな。リスナーが楽しめてるならいいけど。
そして21時から夕食と共に晩酌雑談配信を予定している。今はみんな浴衣に着替えて配信の打ち合わせをしている。浴衣姿の女子に囲まれているオレ……あと旅館の浴衣って意外と緩いんだな……いやいや彩芽ちゃん違うよ?視界にたまたま入っただけだから。
「一ノ瀬さん。写真の素材送っておきますね」
「はい。分がりました」
「陽葵は何飲む?」
「えっと……ビールにします」
「おお……そうなんだ。私はウーロンハイにしようかな。凛花さんは?」
「あっ私もビールで」
そんなやり取りをしながら配信時間になる。そう言えば高坂さんとは飲んだことないな……一ノ瀬さんとは彩芽ちゃんと焼き肉食べたし、七森さんはこの前オフコラボで飲んだしな。日中はあまり喋れなかったから楽しんでいこう。
コメント
『始まった』
『姫お疲れ様』
『この組み合わせ楽しみ!』
「はい。皆さんこんばんは。ラビです。自己紹介いらないですよね?今の時間は旅館で晩酌雑談です。つむぎちゃんはこういうの初めてですよね?お酒飲めるんですか?」
「どうですかね?あまり飲まないので、危険だったらお水にしますw」
「ましろ先輩とさくら先輩とも初めてなので楽しみです!リスナーさん質問あったらコメント欄によろしくです」
コメント
『了解』
『色々聞きたい』
『ギリギリ攻めてほしいw』
「それは『あかくま』だろw」
「この4人のタグどうしますかね?ましろ先輩の謎センスで何かありますか?」
「謎センスって言わないでよラビさんwそうだなぁ……『#星兎の枕』とかでどう?」
「じゃあそれでいいですねw」
「なんか適当ですねラビ様w」
コメント
『#星兎の枕』
『まぁ……』
『無理矢理感あるなw』
『姫の謎センスw』
「つむぎとラビ様のカップリングが『星兎』に決まりましたねw」
「そうですね。ましろ先輩ありがとうございますw」
「とりあえず、ましろは日中あまり喋れなかったから色々話したいかな?なんかお酒も飲んでるし、運転の緊張から解放された気分なんだよね」
「病気だぜいそれwさすがおしゃべりモンスターw」
「あ。さくらちゃんすぐましろの悪口言うよねw」
「いやいや事実だからw」
コメント
『事実ではある』
『姫は裏でもおしゃべりなの?』
『ずっとしゃべってそうw』
「聞かれてますけど、つむぎちゃんどうなんですか?普段のましろ先輩は?」
「え?姫様は全然喋りませんよね?本当に配信と違いますよ?なんなら仕事以外の話はほとんどしてくれませんし、かのん様と同じコミュ障陰キャ女ですw」
「つむぎちゃんwどうしたの?もう酔っちゃったの?w」
「いいねつむぎ。もっと飲もうぜいw」
「ましろ先輩あまり裏ではつむぎちゃんと話さないんですか?」
「え。……ほら、つむぎちゃんとは仕事しか共通点ないし……ね?」
コメント
『草』
『コミュ障陰キャ女出てるw』
『姫頑張ろう』
「ほらほら!次の質問取ろうかw」
「じゃあ次はつむぎが取りますか、えっと『つむぎちゃんは公式Vtuberですが、コラボのお誘いとか来るんですか?』えー……まだ誘われたことありませんw」
「さくらちゃん誘ってあげなよ?」
「え?あー……じゃあなんかやる?」
「えっ!?いいんですか!?」
「全然いいよ」
コメント
『コラボ決まったw』
『警部さすがです』
『さくつむいいな』
『何やるんだろう?』
「何がいいですかね……雑談でもいいですし、企画でも良さそうですよね」
「つむぎちゃん。さくらちゃんと言えば『戦乱の恋乙女』じゃないかなw」
「もう配信ではやらねぇからw」
「学力王にちなんで理科のお勉強とかも良さそうですよね!」
「ラビお前……いきなり刺してくるなw」
そんな感じでお酒も入りつつ雑談を続けていく。やはり組み合わせによって同じ雑談でも面白さは違う。組み合わせ無限大だよなFmすたーらいぶって。