543. 『秋の配信ウィーク!行楽の秋』もしかして地獄?ひめウサギのドライブ!1泊2日の旅人たち配信 1日目~④
『行楽の秋』の夜の雑談配信は、お酒を交えながら盛りあがっている。きちんと本題の紅葉の写真の紹介もしている。
「あ。さくら様、何飲みますか?」
「じゃあ……ウーロンハイにするぜい」
「つむぎも同じのにしよ~」
「え?なんか可愛い……お前何それw」
「え?何がですか?」
「いやいや。いきなりメス出して来たんだけどwあと、たまに敬語じゃなくなるのやめろw」
コメント
『可愛い』
『つむつむ好き』
『お酒は怖いな……w』
「なんか今の語尾にハートついてそうだったもんねw」
「そんなことないですよ姫様!」
「お前普段からそうやって……あざとい女だぜいw」
「まぁつむぎちゃんは若いですがら。ラビには無理ですw」
コメント
『ラビさんは色気あるから』
『姫が酔うとどうなるの?』
『気になるw』
「ましろ?いや、もう酔ってるよ。別に普通じゃないかな?」
「確かにましろ先輩は変わんねぇかもな。というか……コメント欄がギリギリの質問が多くて取れねぇw」
「時間的に皆さんも盛り上がってますがらねw」
「酔ってくるとコメント欄の流れも速く感じるし更に取りにくいよね。ここはつむぎちゃんにお任せしようかな?コメント欄を拾うの上手だしさ?」
「分かりました。では……これにします。『以前にあるココの勝たん!配信がありましたが、『さくララ』ならどうなんでしょうか?姫とラビさんの聞きたいです』……あれつむぎは?」
「つむぎちゃんはさくらちゃんでしょw」
「お前そんな質問拾うんじゃねぇよw仲悪くなるだろw」
コメント
『草』
『確かにw』
『まぁ聞きたいけどな』
「お題によるんじゃないかな?あの時も色々なお題あったからさ?」
「さくら先輩がいるのに選びづらいんですけどw」
「まぁギリギリを攻めてますねwお題は何がいいですかリスナーさん?……『もし一緒に住むなら?』にしますかw」
「同居ってことかなwいやぁ……難しいけどなぁ」
「ならアピールしてもらいませんかましろ先輩?確かあるココの時もそうでしだよね?w」
「余計なこと言うなラビw」
コメント
『それな』
『さすがウサギ』
『逆襲のウサギw』
「アピールとか嫌だよwしかもましろ先輩とラビになんてw」
「あれ?でもこの前は素のさくらちゃん見せてたよね?」
「あの時は楽しくてテンションおかしかったんだよ!」
「え……もしかして……今は楽しくないのw」
「そんなことねぇけど!その言い方ずるいぜいましろ先輩!」
「じゃあアピールよろしくw」
「あの!間取って、つむぎにお願いします!」
「何の間なんだよw」
コメント
『つむぎんw』
『出てきたw』
『前のめり助かるw』
「え~本当に嫌なんだけど……アピールなくても良くね?そのままのさくらとお嬢を判断してくれい」
「ダメです!捜査一課の皆様が聞きたがってるんですよさくら様のてぇてぇアピール!」
「それ日中さくらがお前に言ったやつだろw被せんな。そういうのいらねぇからw」
「つむぎちゃんさすがだねwとりあえずやろうかさくらちゃんw」
「……まぁさくらと一緒に住んだら……一通り家事は出来ると思うし、毎日楽しいんじゃねぇかな?あとは……色々話し相手になるし……とにかく!さくらを選んだほうがいいんじゃね?」
「恥ずかしがってるさくら先輩可愛いですねw」
コメント
『警部可愛い』
『やっぱりいいよな』
『ギャップ萌え』
『最高か』
『捜査一課へようこそ』
「さくら先輩。なんか捜査一課の人たちが盛り上がってますけどw」
「やめろ。本当にキモいからお前ら」
「普段は江戸っ子口調でぶっきらぼうなんですけどこういうところも推せますよね!あ~可愛いですねさくら様……あとでアーカイブ観よ!」
「つむぎちゃん敬語忘れてるよw」
「お前素になんなw」
「あ。こほん。姫様とラビ様どうですか?」
コメント
『どっち選ぶんだろ』
『姫とラビさんどする?』
『ここは警部だろ!』
「そうだなぁ……真面目に考えると……さくらちゃんかな?」
「はいはい。そういうのいいよ!」
「いや本当だよwなんかさクララちゃんって何でもやってくれそうだし、逆にましろが出来てなくても怒らなそうなんだよね。だから……申し訳ないじゃん?年下だしw」
「クララ先輩は面倒見がいいですがらね」
「その点さくらちゃんは、共同スペースさえ守っていれば自由にさせてくれそう。あと同い年だしw」
コメント
『確かに』
『どっちもいいんだよな』
『さくララどっちとも住もう』
「あとはたま~に可愛いさくらちゃんが見れるかもしれないしw」
「うるせぇ!お嬢選べよ!」
「なんでさくらちゃん選んでるのに怒ってるのw」
「もういいって!どうせお嬢のほうがいいと思ってんだろ!そんなお情けの票なんかいらねぇからw」
「なんか面倒臭いんだけどw」
と、この後もギリギリの質問を取り続け無事に『行楽の秋』チームこと『星兎の枕』の配信は盛り上がって終わりを迎えるのだった。