「……これ、何?」
「
「何でそんなものを私に……?」
「彼氏がこういうの好きでさ、どう思う?」
『気持ち悪い』けれど彼女が聞きたいのはそういうことではないと分かった。おそらく『彼氏がレイプ物のAVを見ている』の延長線上。
「人間だったらやばいよね……」
「まぁね~」
「でも、」
と私はつづける。
「ロリコンの人で、ロリエロ漫画読む人っているじゃん。でもロリコンの人が全員性犯罪起こすわけじゃないし、むしろ少数派じゃん?」
「そだね」
ロリエロ漫画はフィクションだから。
「だから、そういうのを見てても、うちらに対してそういうことしたりはしないと思うよ」
人喰の拷問AVはフィクションではないけれど。
だって、