後世、東晋の時代。
わいきゃいと竹林七賢の
優劣を語り合っていた。
(以下妄想)
「トップはやっぱり
「いやいや
七賢でありながら
貴顕とか訳わかんねーし」
「政権におもねらなかった阮嵆、
政権で見事に振る舞った王山。
この四人に較べると、
いかんせん中途半端だよなー」
「
(※個人の感想です)
それを聞きとがめた
謝玄らに言う。
「お前たち。彼らの優劣を論じて
どうなるというのだ。
彼らの逸話は、
史料にもとづいないてしか
語ることができない。
ところが、今に伝わる
その史料というのは、
あくまで『氷山の一角』だ。
100%の真実を解明することは難しい。
研究すればするほど、
色々な可能性が見えてきて、
『こうだ』とは断言できなくなる。
彼らのことを伝聞でしか知らない以上、
いくら毀誉褒貶したところで
本当の彼らを評価したことにはならん。
先人たちは、それを知っていたから
軽々に彼らを評価しなかったのだぞ」
あっすいません。
謝遏諸人共道竹林優劣,謝公云:「先輩初不臧貶七賢。」
謝遏ら諸人、共に竹林の優劣を道うに、謝公は云えらく:「先の輩、初にして七賢を臧貶せず」と。
(品藻71)
謝玄
謝安の甥たちはみな才人揃いだったとされるが、謝玄の声明がその中でも飛び抜けている。と言うのも、後に
なおそんな謝安さんの戒めの言葉は
https://withnews.jp/article/f0180806000qq000000000000000W02k10101qq000017768A
この
なお劉孝標はその注で「いや先人たち評価しまくってんじゃん」と冷静にツッコんでます。おまえさー! そうゆうさー! もっとこうさー! ワビサビってやつをさー!