謝鯤が客を見送ろうか、という時、
父の側で、謝尚、実にはきはきと答え、
この年で大人顔負けの言論を発する。
人々は口々に、謝尚の賢さを褒め称えた。
「この幼さでこれか!
きっとこのような感じだったのだろう」
すると謝尚、さらっと返す。
「この場に孔子はおりません。
顔回が、その側を離れるでしょうか?」
謝仁祖年八歲,謝豫章將送客,爾時語已神悟,自參上流。諸人咸共歎之曰:「年少一坐之顏回。」仁祖曰:「坐無尼父,焉別顏回?」
謝仁祖の年八歲なるに、謝豫章は將に客を送らんとす。爾の時の語の已に神悟なれば、自ら上流に參ず。諸人は咸な共に之に歎じて曰く:「年少ならば一坐の顏回たらん」と。仁祖は曰く:「坐に尼父無かるに、焉んぞ顏回が別せんか?」と。
(言語46)
謝尚君マジレスイクナイ。
謝鯤
顔回
孔子の高弟、いわゆる孔門十哲の中でもダントツに若い。の、にもかかわらず、ナンバーワンとも呼ばれていた。