圍棋いき。
当時における囲碁である、たぶん。
これについて、王坦之おうたんしは
その場におりながらの
隠棲と考えていた。
また、支遁しとんは語る。
手でもってなす対話である、と。
王中郎以圍棋是坐隱,支公以圍棋為手談。
王中郎は圍棋を以て是れ坐隱とし、支公は圍棋を以て手談と為す。
(巧蓺10)
これはあれなんでしょうね、論語郷党編みたいな、当時の風俗を理解するための史料として見做すべきなんでしょう。「お、っぉう、そ、そうだな」くらいしか言えることがないんですが、それが当時の風俗。っお、おう。