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057 全方不注意

コンビニ駐車場での出来事。


プップ!

クラクションを鳴らすと、一拍遅れてブレーキを踏み、何事も無かったかのように、その車は走り去った。

車種から見るに若い運転手だ。

きっとスマホに釘付けで、何も見ていないだろう。

それでは足をすくわれるぞ、と思いつつ、ワンペダルの愛車を発進させた。

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