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ここまでのキャラ紹介(一章全部)

 高校入学4月初め時点。


 ★因幡白兎イナバハクト


 15歳

 158cm

 黒髪

 中立・善

 Rank2

 主な使用ギア:

【バランサー】

【インパクト】


 主人公。

 白兎パーカーを着た、空を飛びたい夢を持った少年。

 性格は割と素直、けど夢に対するこだわりはかなり強い。

 夢を叶える為に色々な部活や施設を渡り歩いていたが、今回カグヤと出会いマテリアルブーツの大会に参加。


 自身より格上のライバル達との戦いを経て、ブーツとギアの経験をパワーレベリングし、そのおかげで夢を殆ど理想的な形で叶えることが出来た。


 自身の夢を叶え終えて燃え尽き症候群になりそうな所、カグヤに次の夢を提示されて、それを一緒に叶えようと心機一転。

 空を飛んだ白兎が、かぐや姫に誘われて月を目指すお話。


 割と常識的な面があって、比較的ツッコミに回る事が多い。

 そして微妙に運が悪く、悪運は強いがトラブルに巻き込まれやすいタイプ。

 プロローグでカグヤに踏みつけられたのもその可能性が高かったりする。


 夢に向かって頑張っている人は、夢の種類問わず好きになるタイプ。

 それが世間的には悪に分類されるような夢でも、一定の理解は示す。

 お互いの夢の為に争うしか無い状況だったら、納得した上で対決しに行く。

 ただし、根本的に他人の夢を無意味に台無しにするような相手は許さない。


 マテリアル・ブーツをやる以前に、喧嘩など揉め事に遭遇した時ように、血の繋がっていない警察官の兄からかなりキツイ特訓をこなされていたらしい。

 それにより、大会でも素人とは思えない程の動きの土台が出来ていた。


 マテリアルブーツで主な戦法は、【バランサー】で体勢を整えながら【インパクト】の衝撃を利用して戦う。

 ラビットシリーズを中心として、足技の加速に使っても良し、敵味方を吹っ飛ばして良し、勿論自身に当てて跳んでも良し、と色々応用が利く戦い方をする。


 マテリアル・ブーツはデビューしたばかりでまだ素人と言えるが、だからこそ伸び代がありすぎる人材とも言える。

 今後も様々な技を習得していく予定。


 使用ギアの種類が、満遍なく使うバランスタイプ。


 アタッカーというより、ミドルサポーターの面が主な役割となる。


 カグヤの事は、昔と比べて元気になったなあと思っている。



 ★卯月輝夜ウヅキカグヤ


 15歳

 156cm

 長い明るい赤髪

 中立・善

 Rank2

 主な使用ギア:

【ファイアボール】

【ヒートライン】


 ヒロイン。兼、夢という点では裏主人公とも呼べる存在。

 ハクトをギアで踏みつけたのをきっかけに、彼をマテリアル・ブーツに誘った張本人。

 性格は元気一杯、けど内心不安も抱えやすい年頃の少女。

 後で自分の言動を振り返って、自室のベットの上で悶えたりすることが多い。


 好みのタイプは、夢に向かって真っ直ぐで、あどけない笑いをする少年。最近自覚した。

 嫌いなタイプは、しつこい男と、他人の夢を馬鹿にする人。


 ハクトとは、昔幼い頃出会った記憶がある。


 中学終わり頃のハクトとの出会いは本当に想定外で、せっかくだからと誘ってみたマテリアル・ブーツで彼が予想外の戦果を挙げたことをきっかけに大興奮しっぱなし。

 予定に無かった自身の夢を叶えるチームメンバー候補として、最後に試すつもりで決勝戦に挑んだ。


 流石に自重しようと思ってた所を、ハクト本人によってブレーキを外され大暴走。rank1制限内での本気を出した結果、予想を遥かに上回る結果により彼に対して無我夢中に。

 チームメンバーとして、彼は絶対離せない人材となった。


 他にも、ハクトと戦ったアリスとキテツも十二分に何かを感じ取ったようでメンバーとして確定し、今回の大会は彼女にとって予想外の収穫となって大喜びだった。


 マテリアルブーツで主な戦法は、【ファイアボール】である程度牽制しながら、【ヒートライン】を狙う手堅いタイプ。

 更に、遠距離攻撃使いという事で無警戒に接近してダメージを与えようとすると、卯月流の関節技などで反撃を食らう為実際の所そこまで隙は無い。


 一見技が多いように見えるが、HPが少ないバトルで確実に当てる為ダメージ効率を減らしているので、実際の所ランクが上の試合ではそこまで活用出来ない。

 しかし、ギアの操作技術はrank3の中でも上位と言えるので、その技術だけで殆どの相手に有利に戦える。


 使用ギアの種類が、炎系のマジック多め。


 ★有栖流斗アリスリュウト


 15歳とある事情により、本当は14歳

 157cm

 黄色髪

 中立・悪

 Rank2

 主な使用ギア:

【ショートソード】

【ロングソード】


 ハクトと二回戦で戦った少年。

 誰に対しても、問いかけるような口調でよく話しかける。

 足を使った剣士とも言える存在で、模擬戦を除いて実質的なハクトのデビュー戦の一人目となった。(一回戦の彼は除外扱いのため)


 性格は優男を体現したような、紳士的な態度。……のように見せかけて、実はちょいちょい態度が悪い面が見え隠れしている。

 本人もそれは自覚しており、実質普段は猫をかぶっている状態。

 そのためアライメントが悪となっている。


 好きなタイプは、自分の芯をはっきり持ってる人。

 嫌いなタイプは、自分。後、他人に害する存在。


 荒事に対してはその見た目から反して結構慣れているようで、裏社会の経験もありそうな態度。"アンリミテッド・カード”も本物を持っており、入手経路が不明。


 元々、今回の大会は自分の意思というより、誰かに勧められて参加したとのこと。その誰かとは……


 マテリアルブーツで主な戦法は、剣系統のフォームギア【ショートソード】【ロングソード】を基本とした蹴り技を主体とする。

 ギアを使わない足の移動速度と、蹴りの速さはムーン・ラビットチームの中でトップクラス。

 ハクトに負けたのは初見と相性負けの点が強く、カグヤほどでは無いが本来は様々な技で状況対応していくタイプ。


 使用ギアの種類はフォーム、特に剣関係がお気に入り。



 ★浦島亀鉄ウラシマキテツ


 16歳事情により、実は一年留年している

 160cm

 緑髪の短髪

 秩序・善

 Rank2

 主な使用ギア:

【メタルボディ】

【パワー・バフ】


 ハクトと3回戦で戦った少年。

 多少思い込みが激しく目立ちたがり屋だが、実際の所かなり親身になってくれる優しい少年でもある。

 自身の感情に素直で、他人に嫉妬したり喜んだり、正負問わず態度に出すタイプ。

 しかし同時に抜け目のない性格で、他人を手助けしながらその相手の事をよく観察し対戦時にメタを貼るなど、それはそれ、これはこれの割り切りの良さを持っている。


 好きなタイプは、可愛いこ。(実際は、一緒にいてくれる人)。後、男らしい男も気に入る。ホモでは無い。

 嫌いなタイプは、他人に迷惑掛ける存在。そして、自分の家族を馬鹿にする人間。


 彼女がとても欲しく、最初目の前でイチャイチャしていると勘違いしてハクト達に絡んだが、不良兄弟戦とハクトとの直接対決を経て、ハクトという個人をとても気にいるようになった。


 元々病院暮らしが長かったらしく、リハビリの際多めにトレーニングしてより筋力を付けた状態で退院出来たとのこと。


 マテリアルブーツで主な戦法は、【メタルボディ】と【パワー・バフ】を両方起動して、硬さとパワーと移動力を満遍なくあげる身体強化特化型。

 しかし対戦相手により、自分のギア構成を切り替える柔軟性を持ち合わせており、他の3人が手持ちの札で状況対応していく思考に対して、彼は手持ちの札自体をあらかじめ事前交換して戦うタイプでもある。


 使用ギアの種類は身体強化のバフ系がメイン。ただし、状況により付け替えも多い。



 ★風雅ふうが


 20台前半

 176cm

 黄緑色の髪

 秩序・善

 Rank3

 主な使用ギア:

【エアロスラスト】

【メガストーム】


 今作品でマテリアル・ブーツの最初の試合として描写されたプロ選手。

 同時に、試合の解説者として登場し続けるようになる。

 性格はやや熱くなりやすく、ツッコミ担当。相方のカラーと合わせて漫才コンビと呼ばれてしまう事も。


 Rank3としては、実力はトップクラス。一応。


 実力は日本のプロの中でも上位に入ってはいるが、彼がライバル視する格上の雪女を目標としている為、よく彼女とマッチアップし続けて負けてしまい、勝率がそこそこ。パッとしないプロとして認知されてしまっている。


 しかし解説としての実力は現役プロとしてしっかりあり、様々な大会で呼び出されることが多い。

 プロ意識も高く、マテリアル・ブーツ界の新規プレイヤー参入などちゃんと考えてくれて、協会にも少し顔が効く。


 ハクトのマテリアル・ブーツに対するスタンスを決定付けた存在として、ハクトにとって尊敬するプロの一人として意識されている。


 マテリアルブーツで主な戦法は、風属性の遠距離攻撃がやや多め。

 一応近接された際の技も採用しており、プロとしては手堅く纏まっている。



 ★雪女ゆきめ


 30代

 140cm

 青白い髪色。

 混沌・善

 Rank4

 主な使用ギア:

【アイスレーザー】

【アイスボール】

【アイススケート】


 今作品でマテリアル・ブーツの最初の試合として描写されたプロ選手。

 日本の選手の中で間違い無くトッププロで、rank4の到達者。

 世界大会に何度か参加した経験も。

 ただし、年齢に反して身長が小さく小学生と間違われてしまう事も。


 性格はクール、に見せかけて実は……


 よく風雅と公式試合で戦っており、その殆どで勝利している。

 最近多少飽きてきているとの事。


 マテリアルブーツで主な戦法は、氷属性のマジックギアを多用。中、遠距離は勿論、フィールドを氷だらけにして氷上を【アイススケート】で高速移動など、遠、中、近どれも高バランスでまとまっている選手。


 また氷漬けにされた相手はそれだけで詰みかねない為、属性によるギア性能もどれも高い。

 本人の身体能力もそれにあぐらをかく事なく高い為、隙が無い。

 また、初級ギアで相手の中級以上のギアを相殺するなどして、エネルギーアドバンテージを保ってくる。


 間違い無くソロプレイヤーとしては、日本トップクラスと言って良いほど。



 ★カラー


 永遠の16歳

 170cm

 紫がかったピンク髪。

 混沌・悪

 Rank不明

 主な使用ギア:

 不明


 実況として風雅と共に大会のアナウンスをする女性。

 性格は破天荒。面白ければ何しても良しなタイプで、風雅によくツッコミを入れられる。

 自分の会社も持っており、自ら主催者として開催して解説するなど、やる事の規模と理由がとんでもない。


 プレイヤーとしてもある程度実力はありそうで、わざとらしく風雅に解説を振るが、実際の所試合中のプレイヤーの意図などは大半分かってる。

 極論一人でも実況と解説は出来る実力はあるが、風雅とセットでいることが多い。


 但し既婚者。相手は風雅では無い。この二人に対して恋人同士ですか、と分かった上で茶化すと、ここでは書けない程の酷い目に合うとの噂があるので注意。



 ★鮫田長男さめだちょうなん


 17歳

 176cm

 サメ色の髪

 混沌・悪

 Rank2

 主な使用ギア:

【スーパーミサイル】

【クラスターミサイル】


 プロローグ前に、カグヤにしつこく絡んでいた不良。

 ソロトーナメント大会でカグヤを見つけて再度絡もうとした所、見かねたハクトとキテツ、後から来たアリスと対決する事になった。

 ハクトにとって初めての擬似チーム戦となった相手。


 性格は自己中心的、しかし弟達に対する身内愛はある。


 主にミサイルを使用した戦法を使い、ハクト達を追い詰めた。


 実は最近rank2になったばかりで、実力としてはrank2の中では平均クラス。早熟ではあるが、まだまだ経験は足りない。


 裏社会に染まっていると自負していたが、アリス曰く浅い裏だね、との事。

 つまり、本当にそこらの不良レベルでしかない。


 彼らの兄弟をまとめる人材がいるらしいが……? 



 ★鮫田次男さめだじなん

 ★鮫田三男さめださんなん


 16歳

 174cm

 サメ色の髪

 混沌・悪

 Rank1

 主な使用ギア:

【ショート・ソード】

【チェーン・ロック】


 鮫田三兄弟の次男、三男。というか双子。

 コンビネーションプレイは得意だが、如何せんランクが低いのと、ギアを活かした手数が少ないので実力はまだまだ。



 ★ヒメノ


 16歳

 160cm

 金髪

 秩序・善

 Rank2

 主な使用ギア:

【チョイス・レッグ・バフ】

【チョイス・アタック・バフ】


 突如行われた、3位決定戦のキテツの対戦相手。

 準決勝でカグヤに負けていたが相性負けのせいが強く、ギアの発動タイミングなどのテクニックは実はかなり高い。

 典型的なお嬢様口調の割には、かなりの実力者だった。


 トリッキーなギアの切り方でキテツを追い詰め、もとい逃げ切りそのまま勝つかと思われたが、キテツの咄嗟の機転に対応しきれず、結果的にセクハラ発生で動揺してリタイア扱いとなってしまった。


 今回のトーナメントは、優勝商品を売ってお小遣いにするつもりだったらしい。



 ★因幡猿堂イナバエンドウ


 40代

 178cm

 黒髪。

 混沌・悪

 Rank不明

 主な使用ギア:

 不明


 ハクトの父親。マテリアル・ブーツのギアを発掘するギア・ハンターと呼ばれる存在でもある。一応個人活動家。

 ハクトがマテリアル・ブーツを始めると聞いて、彼に試合に必要な一式と【バランサー】を授けた存在。



 ★因幡犬仁イナバケンジ


 18歳

 172cm

 黒髪。

 秩序・中庸

 Rank不明

 主な使用ギア:

 不明


 ハクトの兄。名前だけ登場。

 血は繋がっていないとの事、エンドウが昔拾った。

 警察官は最近なったばかりだが、荒事への対処能力が高いらしく、弟のハクトをその点を重点的に鍛えた存在。



 ★後輩の少女


 14歳

 142cm

 茶髪

 秩序・善

 Rank不明

 主な使用ギア:

 不明


 ハクトと同じ中学の後輩。陸上部。

 素直で明るい性格。

 ハクトがかつて同じ部活にいた頃があり、その時にお世話していた少女。

 マテリアル・ブーツは興味はあるが、まだやっていなかった。

 ハクトの事を尊敬しており、ハクトが空を飛んだ事を知ると大層祝ってくれた。


 実は、朝のフルマラソンにハクトを付き合わせた張本人でもある。



 ★異世界からの最強 絶対無敵 チート転生者・異界天晴いかいてんせい


 20歳(転生っていうより、転移)

 170cm

 黒髪

 混沌・善

 Rank不明

 主な使用ギア:

 不明


 ハクトの1回戦の噛ませ。というか噛ませ試合すらなれていない。

 チート転生者で絶対無敵の特殊能力があったらしいが、戦闘経験が無さすぎて切りどころを見逃してそのまま負けた。


 後に、カグヤに一応ハクトと戦った相手だけど声かけないの? と話題に出たら、「誠に残念ですが、今回はご縁が無かったという事で……」とはっきりと断られていた。


 折角の異世界転生なのに、現代基準の世界、しかも下手したら技術水準がこちらの世界の方が上なせいで、転生知識も活かすことが出来ず嘆いている。


 ──実は、元いた世界とこの世界の差異を比べて唯一認識出来る重要人物であることは、彼はまだ知らない。



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