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第24話 御姉様達登場です! (2)

 シャラララ~♪ ラン~♬ ラララ~♪


 と、三人のお姉さま達……。何進大将軍や王允司徒、皇甫嵩将軍の三人も各自各々が自己判断で魔法少女…と言うよりも? 何太后さまと同じく魔法お姉さま変身を大変に魅惑的……。エロチックに裸体変身をおこなうから。

 ダークエルフの少女化している僕でさえも、ついついと三人のお姉様達のボン・キュ・ボンな裸体に釘付けになってしまうのだった。



 ◇◇◇



《ドーン!》


《ガン!》


《ガーン!》


 と、僕達二人の救援に駆けつけてきてくれた三人の一人……。緑色の麗しい肌の色を持つ、オークのお姉さま……。皇甫嵩将軍が真っ白なビキニアーマーを着衣して盾を構え──!


 自分が召喚した埴輪仕様のおチビな兵隊達……。盾さん仕様で前世の僕の攻撃を魔法スキルヘイトを使用して、自分へと攻撃をさせるように誘導しながら引き受けてくれるから。

 僕と何太后さまの二人は小休止ができるようになるのだ。


 だって見れば解る通りに! 後からきた僕の何太后新妻さまの実お姉さま……。


 まあ、本当に双子ではないか? と思うくらいの金髪エルフのお姉さま……。


 僕の何太后さまとの容姿の違いは? 何太后さまの顔の方が穏やかで、目尻が垂れているのかな? まあ、女神さまと言った感じの女性ホルモンが多いいような感じかな?


 でッ、何進大将軍さま……。お姉さまの方はと言うと? 妹君よりも少し年上で目尻が上がり凛々しい顔……。皇甫嵩将軍の顔も凛々しい感じかな?


 そして王允司徒さまはと言うと? これまた何姉妹とは違う。金髪碧眼の麗しいエルフさまではなく、銀髪に金色の瞳を持つ、何姉妹よりは線がやや細く……。胸とお尻ちゃんが小さい感じかな?


 まあ、そんな二人……。何進大将軍さまと王允先生なのだが。何進お姉さまは、妹さまと同じく金色のビキニアーマーを着衣して、装甲騎馬鉄と言った感じかな?


 彼女も自分が召喚した埴輪仕様のおチビな兵隊達と装甲木馬に騎乗して勇んだ姿でいる。


 そして王允先生はと言うと? 僕とは少し違う。淡いピンク色をしたスケスケのベリーダンス衣装のような魔法ロープを着衣しているから。


 王允先生は僕のようなチャイニーズミニドレス仕様の魔法ロープじゃないんだ! 凄いな! エロいな! うぅ~ん、寝てみたい~。マ〇ダム……と思えば。


《ドン!》


《ガン!》


《バン!》


《バン!》


《ドッ、ドドド~!》


《ボン! ボン!》


 と、お姉さま達三人は、先ほど僕が説明をした通りに、大変に身体が丈夫で固そうな、皇甫嵩将軍がを発動して、前世の僕の攻撃を一身に受け──!


 その隙を何進大将軍さまがにて超強力な鉄騎馬での突撃を繰り返し、前世の僕のHPを削っていく。


 でッ、そんな二人に王允先生がにて魔法補助……。


 そう先ほどの僕のような攻撃魔法で敵に大打撃を与え、一気に雌雄を決すると言った策略ではなく。

 盾さんを自らの意思で勤めてくれている皇甫嵩将軍へは、彼女のHPが減少しないようにヒール魔法による回復……。


 そして何進大将軍さまへは、お姉さまのMP──。マジックポイントが減少しないようにとリ・チャージを入れる臨機応変の策を使用しているから。

 僕達二人が使用することが不可能だった連続技……。


 特に盾も騎馬隊も【サンダーバード】と言った、強力なスタン技が使用出来るのだけれど。僕と何太后さまはMP切れを起こすからと使用できずに【サンダーボルト】ばかりを使用した。


 だから前世の僕に対して最善は出来たけれど。完全な致命傷には至らなかったから。やっと落とした奴の左足も自己再生で回復してしまい。元の容姿へと戻ったのだけれど。


 僕と何太后さまの許へと三人がきてくれたから何とかなりそうだと僕は思いながら。


「何進将軍と王允先生、皇甫嵩将軍が助太刀にきてくれたみたいだけれど。もしかして王美人と漢の最後の劉協霊帝も復活している? だから盧植先生やその他の者達もの呼びかけに対して応じず洛陽内で素知らぬ振りを決め込んでいるのかな?」


 僕は何太后さまへと尋ねた。


「う~ん、そうかも知れんの……」


 僕の問いかけに対して何太后さま下を向き、落胆しながら言葉を返してきた。


 そんな彼女を僕は見ながら。


~! そんなに気を落とさないで~。何進将軍や王允さん、皇甫嵩将軍がきてくれたから。これで前世の僕を討伐するのも楽になったよ。だから顔を上げて~! そして女神の微笑みを僕にくれながら鼓舞して下知を頂戴……。わかったかい、~!」


 と、傍に僕がいるから気を落とすな、顔を上げるようにと𠮟咤激励をした。


「そ、そうじゃなぁ……。姉上さまや王允……。皇甫嵩も朕の許へと駆けつけてくれて、前世のお主の悪しき魔物へと攻撃をしてくれているようだから、もう大丈夫じゃのぅ……。それに今は、朕には李儒理樹と言う伴侶もいるから大丈夫じゃ! だから元気になったぞ! 陛下! もう大丈夫じゃ!」


 何太后さまは僕の𠮟咤激励を聞き、顔を上げてくれた。


 そして僕に勇気百倍になる女神の笑みをくれて。僕のことをと呼んでくれた。


 だから僕は勇気凛々──元気百倍になるから。


『よーし! ー! 二人で協力して敵を完全に倒すぞ!』


 と僕が何太后さまへと告げようとすれば。


「お~い! 貴女達二人は~。何時まで立ち話を続けるのですか~? 早く戦闘に参加してください~。さぁ~、早く~」


 やはり姉妹なのかな? やたらと語尾を色っぽく伸ばす何進大将軍……。我が家の駄女神さまのお姉さまが僕達二人へと早く戦闘に参加するようにと諫めてきた。


「はい」

「はぁ~い、姉上さま~。申し訳ございません~」


 僕と何太后さまはお互いが𠮟咤激励する行為を辞め、何進大将軍へと返事をした。


 そしてみんなの許へと駆け寄ると。


「何太后さまー!」

「……ん? 何ですか、皇甫嵩~?」


 皇甫嵩将軍が尋ねてきたから、何太后さまが首を傾げながら言葉を返すと。


「そこの可愛いツインテールのダークエルフの少女は誰なのですか?」


 皇甫嵩将軍は僕が誰なのか? と何太后さまへと尋ねる。


「ああ、皇甫嵩……。朕の主さまは董卓のところの李儒理樹じゃよ」




(済)

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