「えぇ~!」
「嘘~?」
「マジで~!?」
「本当にですかぁ、何太后さま~!?」
何進将軍と皇甫嵩将軍は驚愕しながら本当に僕なのか? と大変に失礼なことを、声を大にして叫びながら問うから。僕は自身の頬を可愛くプ~と膨らませてしまう。
「本当じゃよ~、二人共~~~! この娘は~、倭の国で転生した李儒なのじゃよ~~~! だから幼児体形なのじゃよ~~~! そして今~、姉上さまと~、皇甫嵩が戦っている魔物は~~~。転生後の
と、一人小真面目にヒール活動やリチャージ活動を養女の真姫貂蝉の如く舞い、狂いながらしている王允先生のことは無視して、何太后さまは御二人へと声を大にして説明をした。
「ああ、なるほど」
「そうなのですねか」
そして最後に「フムフム」と王允先生が納得した声が聞こえてきたから。
あれ、王允先生も三人の会話を聞いていたのだな? と思う僕だった。
◇◇◇
第25話 新たな御姉様達追加です! (1)
「何太后さま~~~!」
「閣下~~~!」
「皇甫嵩さま~!」
そして「お姉さま~~~! わらわもきました~~~!」と。
僕が前世の僕へと。
「ファイヤーボンバー!」
「ブリザード!」
と声を大にして叫びながら魔法スキルを連発していると、洛陽の城壁の上からまた女性の叫ぶ声が聞こえた。
それも何処かで聞き覚えのある甲高い声が聞こえるから僕は、自分の目を細めながら見詰め確認……。
そして少しばかり観察すれば。
「うりゃ~!」
「おりゃ~!」
「たぁ~!」
「はい~、ヒール~!」
「このクソが~!」
「わりゃ~!」
「死んでしまえ~!」
「は~い、今度はリチャージ」
と、体力自慢と強靭なエロイボディーを持つ、皇甫嵩将軍が白のビキニアーマーを着衣して盾で、何進将軍と何太后さまの双子のような金髪碧眼のエルフ姉妹が高級そうな黄金のビキニアーマーを着衣しながら騎馬鉄突撃の連発を繰り出す。
そんな三人へと銀髪の麗しいエルフさまの王允先生が自分の養女じゃなく、妹だな……。
そう、三国志一の美女と誉れ高い、舞姫貂蝉にも劣らないようなベリーダンスを舞い、披露しながらヒールやリチャージを繰り返しながら、パーティーみんなで強力しつつ前世の僕を倒すのに夢中だけれど。
洛陽の城壁から叫び、呼ぶ、
「
僕は声を大にして何太后さまを呼んだ。
「……なんじゃ、
そう
「えっ、へへへ」、「あっ、ははは~」
と気持ち悪い笑みまで浮かべながら嬉しそうに、
だから僕は『ヒッ! 何太后さまお許しよ~!』と、平に平にとなることはないから。
「はぁ~」と唸りながら我が家の駄女神さまを睨んでやった。
「ヒッ! ごめんなさい、陛下~、おゆるしよ~」
僕ではなく何太后さまの方が逆に謝罪をしてきたので。
僕は『まあ、いいか、ゆるしてやるか……。でも後で生尻叩きの刑にしてやるからな!』と思い、決意をすれば。
「
僕は三国志一の多分? としか告げることができない美女の舞姫貂蝉を指差しながら尋ねた。
(済)