「みんな~、朕のためにありがとう~」
我が家の駄女神さま……。
いいや、この電子! 霊子! 元々三國志オンライン戦記と呼ばれるアプリケーションゲームだった世界にバグを入れ、生命の灯火を入れ、宿し、新しい世界を創造した女神さまの一人である美と妖艶の女神さま……。
この漢帝国の皇帝ともいえる存在の何太后さまが、自分の華奢な指で涙を拭き──!
キリッ! と前を向き、女神さまの鶴の一声で新たに集ったメンバー達へと微笑みながらお礼をつげれば。
「「いいえ、いいえ」」
「「何のこれしき」」
「漢の将ならば当たり前の事ですよ。何太后様~」
「
「「「「「ピィ、イイイイイイイイイイイイッ!」」」」」
「「「「「キャァ、アアアアアアアアアアアアッ!」」」」」
「「「「「キッ! キッ! キッ!」」」」」
と、埴輪仕様のおチビな兵隊達が何太后さまを絶賛! 応援コール! に。
(済)