「えっ! いや! あのね、王允先生……。何太后さまがね、毎日僕の枕元へときては、『李儒、うらめしや~』とか、『李儒のことを七代まで祟ってやる!』とか……。僕のベッドに潜り込んで、お化けの癖にさ。僕の生気と性欲……。あれも吸い尽くしてくるから、本当に困っていてね……。最後には僕が我慢ができなくなり、何太后さまと弁王子に一生尽くし、養うから、許してくださいと嘆願したら、この通りで……。何太后さまが女神になって僕のことをこの世界へと召喚……。何太后さまと弁王子が死んだ後も二人の魂を束縛している前世の僕を倒そうと言うことになったのだけれど。僕と何太后さまの二人だと魔物化した前世の僕に敵わないから、みんなへとSOSのラブコールを送ったと言う訳だよ。あっ、はははははは」
僕のことを怪訝表情で睨む王允先生へと貂蝉の阿保へと長々と説明をした。
そして最後に笑い誤魔化せば。
「ふむ、ふむ、なるほど……」
僕の説明を聞き王允先生は取り敢えず納得してくれた。
でも
(済)