同じ銀色の魅惑的なビキニアーマーを着衣した
僕は指示を出さなくて済んだので、ほっとして安堵……。僕は自分の胸を撫でおろして、
(助かった)
と思えばね。
「……ん? どうした
僕の傍で総大将らしく指揮を執る何太后さまが、重装甲仕様の
「……ん? 何でもないよ、何太后……。只少しばかりいい策はないか? と思案していただけだよ……」
僕は日本の鎧姫武将姿でいる何太后さまへと、今は上手くいっている訳だから。お妃さまに余分心配やプレッシャーを与えたくないから、満身の笑みを浮かべながら、自分の首を振って何もないのだと言葉を返せば。
「何姉さんと皇甫嵩将軍の様子はどうだろう?」
僕は何太后さまの軍師らしく。僕のことを気にする暇があるならば、戦の流れをちゃんと見ながら、自分の配下の将軍達の様子も常に把握するようにと遠回しに教える。
(済)