「えぇ~と、えぇ~と、姉上さまと皇甫嵩か……」
何太后さまは僕の意図を察してくれて二人へと視線を変えると──。
『フムフム』と観察して。
「二人はのぅ~。先ほどと全く変わらん重装甲騎兵隊のままだが職を変えた方がよいか、
僕に何姉さんと皇甫嵩将軍の二人を職チェンジした方がよいか? と尋ねてきた。
だから僕は「う~ん、そうだね」と言葉を返し、軍師らしく思案……。
僕も只今戦闘に参加しているメンバー達の職をフムフムと観察すれば。盾職が二人、後衛職が四人もいる訳だから。
「……何姉さんも皇甫嵩将軍も今のまま、重装甲騎兵のままでいいよ」
僕は何太后さまへと提案をする。
「ふむ、そうか、わかった、
何太后さまも生まれて初めての戦……。
それも
◇◇◇
(済)