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第50話 僕の異国情緒溢れる女神様はもしかして優秀? (2)

 僕や何太后さまを含めた他のメンバー達も攻撃の方が楽になってきたのだ。


 そう、みなさんも三国志関連のゲームをプレイした人ならばわかって頂けると思うけれど。


 は三国志の中でも人気のあるキャラクターだから、ある程度のレベルまで育てている人達が多々いると思われる?


 僕もね、あれだけ貂蝉の阿保と口喧嘩をするわりには、奴の容姿に見惚れ、虜になり、レベルの方も80レベルあるから、この中ではダントツの一位でね……。次にレベルが高いのは姉の王允さんのレベル60だから、金と銀の舞姫姉妹が前世の僕相手に、舞いに舞って、魔法攻撃をがんばってくれるから本当に助かるから。


 この戦が終われば、我が家の女神さまの話だと、ちゃんと日本へも帰還ができ、普通の人として暮らすことも、何太后さまの持つ神技は、アニメやマンガ、ライトノベルに出演する女神さまヒロインさま達よりも優秀だから可能らしい。


 だから僕は日本へと帰還すれば貂蝉姉御の丁稚を少しばかりしてやろうかな? と上から目線で思えば。


「うぎゃぁ、ああああああああああああっ!」


 前世の僕の左腕が刹那……。


 そう金銀の妖艶な舞姫率いるウィザード部隊の攻撃により、吹き飛び──。消去……。


 だから魔物化している前世の僕の口から断末魔に近い絶叫が放たれるから。


「やり!」


 僕の口から自然と声が漏れ、ガッツポーズをすれば。


「やった! やった!」


 と、何太后さまも、御自身の埴輪仕様の木馬ちゃんの上でピョンピョンと飛び跳ね、身体全体で喜びを表すと。




(済)

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