「──あやつは闇属性だから~!
何太后さまは、みんなからの攻撃を次から次へと受けている前世の僕の状態がよくない。後ともう少しで冥府へと送りつけることが可能だと察して、僕だけへの指示だけでなく。
この中のメンバー達ではずば抜けてレベルが高い貂蝉と……。その次ぐらいにレベルが高い王允先生僕とで三人仲良く同じ個所……。
そう前世の僕の顔へと魔法弾による集中砲火を浴びせて、この戦を終焉しようと。軍師である僕の指示も無く、彼女の意思で決めて、初めて各将軍達や軍師達へと勝利を手繰り寄せる指示をだしたから。
僕は何太后さまの
(父ちゃん涙がちょちょぎれるよ)
と思いつつ歓喜! 感動すれば!
「はい~、陛下~」
「何太后さま~、がんばりますね~」
王允先生と貂蝉の顔からも笑顔──。
そして二人の口からは覇気のある返事が何太后さまへと返ってくるから。
「うりゃぁ、ああああああああああああっ! ブリザード~、発射ぁ、ああああああああああああっ!」
僕が先陣を切って高らかな声音で叫び、無詠唱【ブリザード】を発動! 発射すれば!
「「「「「ピィ、イイイッ!」」」」」
「「「「「キャァ、アアアッ!」」」」」
(済)