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第59話 前世の僕の最後(5)

 僕が召喚した埴輪仕様のおチビなウィザード部隊の口からも甲高い声音だけれど、士気や覇気が高い声が放たれるから。


 僕が持つ魔法の杖から発射された魔力全開のブリザード砲に続くように、おチビちゃん達が所持する魔法の杖からも一斉にブリザード発射され──!


 前世の僕の頭へと直撃して奴は更に刹那へと陥るから。


「ギャァ、アアアアアアアアアアアアアアアッ!」


 と断末魔のような絶叫上げ。


 あいつの頭はカチカチに氷漬けへと変わり、固まる。


「ファイヤーボンバ~、発射ですわぁ~~~!」


 僕好みのエルフの眼鏡美女の御姉さま……。


 そう我が家の何姉妹のような金髪碧眼のエルフの御姉さまではなく。銀髪の長い髪に青い瞳を持つ、舞姫貂蝉の実姉らしい妖艶でムンムンな大人の色香を持つ王允先生も、家の何姉妹と同じくらいのあまったるい声音で緊張感なく、自分が召喚をした埴輪仕様のおチビなウィザード隊を指示をだせば。


「「「「「ピィ、イイイッ!」」」」」


「「「「「キャァ、アアアッ!」」」」」





(済)

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