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第86話 僕の大事な物が……(10)

 でッ、できた内容文がこんな感じだった記憶があるよ。


『(わりゃ、何が終わるのを待っておれじゃあっ! 儂をなめとるのかぁ、あぁっ? おんどりゃあああっ! ええ加減にせぇよ〜、直ちにゲームを直すことが不可ならば。お前らの会社に火いつけちゃるけぇの〜、おおぉ〜っ、わりゃあああっ! わかっちょるんかぁっ! こらぁっ?)』


 と文章の方も本当に酷いものでね……。


 僕は依然見た任侠映画の真似をした台詞……。


 そう僕達家族は只今呉市にある、で生活をしている通りで。僕は憤怒すれば広島弁がポロポロでる悪癖があるから、ミリオンのヘルプサービスへと余りよくない文面で記載をして『プチン!』と、コールセンターのお姉さんへと送信ボタンを押し、クレームを送りつけ、終われば。


「ふう~、頭にくるからまたミリオンへと文句を送ってやったぞ……。ざまぁみろ……。これでせいせいした……」


 あの時の僕はミリオンへとまた不満……。


 まあ、迷惑メールと言う奴を凝りもしないで送りつけたから、スッキリ、ポッキリした。


 でッ、更にSNSの投稿サイト、エ〇クスにも僕の切なく悲しい気持ち……。


 そうやりきれない気持ちをカキカキと書き込もうとすれば。


「ピロリン!」


 三國オンライン戦記の運営会社──ミリオンから返信メールが返ってきた。


 だから僕はエ〇クスへの投稿を辞めて、ミリオンからメールに目を通せば、こんな言葉が記載されていたと思う?


「(貴方はもしかして我が社を脅迫しているのですか? もしもそうならば、出る所に出て話をしましょう。 弊社の方も顧問弁護士の先生を今から呼び相談をするので法廷で争いましょう)」とね。


 だから僕の顏は直ぐに蒼白して。


「な、なぬ? なぬなぬ? や、やばいどうしょうか?  株式会社ミリオンが、僕の荒々しいメール内容文を見て、顧問弁護士の人と話しをして警察若しくは? 裁判を始める準備をすると告げてきた……。だから僕は一体どうすればいいのだろうか?」


 と狼狽しながら頭を抱えた記憶がある。




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