だから僕は城壁の高見台の上から、下を見下ろしつつ「煩いな! 黙れ! ブス!」と罵声を吐き。
ペッ! ペッ! と唾を吐く悪態を鼻が妙に高い、天狗のような女に悪態をついて、奴の鼻をへし折ってやった。
「はぁ~、汚いわね~、李儒! あんたさぁ~、誰がブスよ! 李儒~! あんたぁ~、誰に物を言っているのかわかっているの~?
性格ブスの上にツンデレときている三国志きっての
「ああ、分っているよ。お前が誰なのかを~。三国志一の美女らしいけれど。性格が一番悪い女だよな、この悪役令嬢さま目~~~!」
僕があいつ! 貂蝉の頭上で更にフン! と鼻息荒く悪態をつけば。
「はぁ~、李儒~。あなた~。
貂蝉の奴は更に僕へと悪態をついてきた。
「はぁ~。僕がちんちくりんだってぇ~!?」
僕は貂蝉に対して唸りつつ声を大にして叫び尋ねると。