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第143話 今度は元上司の不満? (6)

 だから「李儒~!」と董卓閣下が大変に面倒……。気だるげに僕のことを呼ぶから。


「何~、閣下~?」


 僕が下──。城壁の門の前で埴輪仕様のお馬ちゃんへと可愛く跨り、埴輪仕様のおチビな騎馬兵達を従え、作戦の指示を待つ。三國志オンライン戦記のイベント特別キャラだった……。レベル1……。


 僕や何太后我が家の駄女神さま──レベル30よりも劣る董卓閣下へと声を返せば。


「李儒~。儂はこれ以上二人が……。貂蝉とお主が言い争い、喧嘩をするならば。もう面倒だから儂は本当に日本へと帰還をするぞ~。それでも良いのか~、二人共~?」


 貂蝉の阿保が弱くて直ぐに泣く癖に、僕へと口喧嘩売ってきたから買えば。あの阿保が前世のように董卓閣下へと泣きつき始めだすから。阿保に泣きつかれた閣下は、自分が対処するのが面倒になってきたから洛陽の宮殿内からゲートを使用して、日本へと帰還をすると脅してきた。



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