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第175話 黄巾の乱、第二幕終わり! (6)

何太后~、お前、汚いなぁ~」


 僕は勝ち誇った阿保へと不満を漏らせば。


《ズシ!》


 今度は僕のお尻に女性一人分かな? 体重がズシリと圧しがかかるから。


「あのなぁ~、誰? 僕の背にまた乗っかったのは、荀攸? それとも李粛の婆かぁ~?」


 僕がまた不満を漏らせば。


「やっぱり、来ちゃった~。ふっ、ふふふふふふ」


 何処かで聞き覚えのある妖艶な声がするけれど、僕は『誰だっけ?』と思えば。


「きゃ~!」


「うわ~!」


「何だ~?」


「何で貴女が~?」


「「はぁ~?」」


 みんなが仲良く一斉に驚嘆──首を傾げたり、唸り声を漏らすから、僕は『一体誰だろう?』と更に困惑すれば。


「あぁ~~~!」

「わりゃぁあああっ、なめとんのか~~~!?」

「ぶっ殺すぞ~、こら~~~!」

「今直ぐ理君の背中から降りろ~~~!」


 この他にも官軍ヤンキー姉ちゃん達が僕の背に座った女性ひとと荒々しく不満を漏らすから『本当に僕の背に座ったひとは誰?』と更に、更に困惑すれば。


「張角、何を考えているのだ?」


 董卓閣下の口から【張角大師】の名前がでるから。


「えぇ、ええええええっ!」


 僕が超凄く驚嘆をすれば。


「閣下の言う通りだよ。張角……。僕の理君の許へときちゃったって。その台詞僕が理君へと告げた台詞と同じじゃないか」


 プンプンと曹操孟徳孟徳日本にある家のマンションへと勝手に遊びにきた時に告げた台詞だと。僕の背に座っているらしい、何を考えているのかわからない女神さまと言うよりも魔女さまへと尋ねた。






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