「
僕は勝ち誇った阿保へと不満を漏らせば。
《ズシ!》
今度は僕のお尻に女性一人分かな? 体重がズシリと圧しがかかるから。
「あのなぁ~、誰? 僕の背にまた乗っかったのは、荀攸? それとも李粛の婆かぁ~?」
僕がまた不満を漏らせば。
「やっぱり、来ちゃった~。ふっ、ふふふふふふ」
何処かで聞き覚えのある妖艶な声がするけれど、僕は『誰だっけ?』と思えば。
「きゃ~!」
「うわ~!」
「何だ~?」
「何で貴女が~?」
「「はぁ~?」」
みんなが仲良く一斉に驚嘆──首を傾げたり、唸り声を漏らすから、僕は『一体誰だろう?』と更に困惑すれば。
「あぁ~~~!」
「わりゃぁあああっ、なめとんのか~~~!?」
「ぶっ殺すぞ~、こら~~~!」
「今直ぐ理君の背中から降りろ~~~!」
この他にも
「張角、何を考えているのだ?」
董卓閣下の口から【張角大師】の名前がでるから。
「えぇ、ええええええっ!」
僕が超凄く驚嘆をすれば。
「閣下の言う通りだよ。張角……。僕の理君の許へときちゃったって。その台詞僕が理君へと告げた台詞と同じじゃないか」
プンプンと