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第180話 黄巾の乱、第二幕終わり! (10)

 僕は自分の背にムニュムニュと気持ちよく座る女神さまや精霊さま達の会話を聞いて。張角大師の僕への嘆願は縁談話しだったのか~~~? それは知らなったよ~~~! うそ~~~~!? と脳内で驚愕すれば。



「えぇ~、そんな~、みなさん酷い~」と。

わたくしも理君が会社のプログラマーの人達と企画を練り、この世界を改革──! 自分色に染める時には何時もわたくしを使用──投資しているのに酷い、酷い、あんまりですわ~」


 張角大師は僕の背でムニャムニャと妖艶なお尻ちゃんを気持ちよく擦り付けながら腕、腰、尻を振る、可愛い子ぶりっ娘を振りをしながら不満を言い続けるのだけれど。

 僕は少しばかり気になることがあるから。


「あのさ~、張角さん? 僕からも一言いいかな?」


 と彼女へと声をかけた。


「……ん? 何、理君?」


 張角大師女神さま、魔女さまは僕の背でいやいやと駄々をこねる行為を辞めて可愛く首を傾げ尋ね返してきた。


 だから僕は女神さま、魔王さま、覇王さま、魔女さま……。まあ、貂蝉の場合は確かに自画自賛できるだけあって天女さまのように美しいことは美しいから、あの阿保のことは天女さまと呼ぶことにして。僕は五人の御后さま達の椅子になりながら張角大師魔女さまへと口を開くのだった。



 ◇◇◇






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