第182話 黄巾の乱、第二幕終わり! (12)
「別に問題はないのでは?」
「そんな倭の国の高貴な血が入っているのならば、私の子もお坊さんにしてもいいですよ、理君……」
王允さんに続いて賈詡ちゃんまでも問題はないと告げてくるし。とうとう我が家の影の君主……。大黒柱……。御后さま達を影で纏める、何進大将軍までもが、お腹にいる子を御坊さまにしてもよいと告げるから。
「えっ! 何姉さんは、家の父さんの田舎にある神社の神主にさせるとか言っていなかった?」
僕は以前何進大将軍が家の父さんや伯父さん、叔父さん、叔母さん達に、親戚の法事の酒の席で高笑いをしながら告げていたことを告げれば。
「理君、別に私の子で無くても、董卓や曹操の子でも問題はないのでは? それか皇甫嵩でも良いし、荀攸や張角の別の子でも問題ないのでは? これだけ沢山の子が産める女達がいるのだから。あっ、はははははは」と。