目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報

第183話 黄巾の乱、第二幕終わり! (13)

 まあ、いつも寛大と言うか? ことを安易に済まそうとすると言うか? 何進大将軍何姉さん~。おい! こら! と言いたくなる。大変に麗しい金髪碧眼……。


 まあ定番商品のパッ金エルフのお姉さまだけれど。あなたさまの妹君が『はい、姉上、わかりました』と素直に頷く玉ではないことぐらい、何進大将軍何姉さんは知っているだろうに~~~! と僕が嘆くように家の奥さまのまとめ役になりつつある、人柄のいい、姉貴肌の強い、奥さまへと悪態をつきたくなる衝動に駆られると。


「何で朕の主の妃に張角を加えないといけないのですか、姉上さま~。朕は嫌でございます~。これ以上主に妃が増えるのは~。まるで前世の霊帝みたいで~。朕は霊帝に妃が増える度に嫌な想いをしていました~。だから嫌です、姉上さま~」


 淡々と何太后さまは冷たい目をしながら自分の姉である何進大将軍何姉さんへと不満を告げるのだが。

 僕も我が家の女神さまの不満を聞き、それが当たり前のことだと思うから。我が家の女神さまの意見に賛成で、張角大師魔女さまはいらない。不要だと思えば。






この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?