「ふっ、ふふふ」と何処かの誰かさんが僕の背を女王陛下の椅子に、ウリウリといやらしいお尻でしながら妖艶に微笑みながら策を弄しているのに。
各将軍だけではなく、三国志の有名な軍師さま達まで、伴侶と言った餌で心に僅かな隙を作られてしまい、
いくら神さま、女神さま、精霊、天使、天女さまだろうと手を出してはいけない禁断の果樹……。
そうアダムの林檎へと手を差し伸べるとみんなが決意をして、無言で頷くから。
「おい! 張角?」
「何ですか、丞相閣下?」
「お主の願いを叶え、我が一族に加え、和の国日本で暮らす事を許可すれば。自分の主になる李儒に対して不老長寿を与えると言うのだな?」
ビィビィ泣く何太后さまの代わりに董卓閣下が怪訝な表情で
「ええ、それはもう……。自分の夫に先立たれる不孝は