僕はまた尻に敷かれた奥さまが増えるだけだから気が重いなと思いつつ「はぁ~」と大きな溜息を漏らせば。
《パチン!》
と僕の可愛い尻を誰かが叩くから。
「誰だよ。痛いな~! 僕の尻を叩くのは?」
僕は主さま……。影の皇帝陛下の尻を叩いた大馬鹿者へと悪態をつけば。
「理君~、何を、溜息を漏らし、呆れているの~。この世界の豊穣神……。農耕、山、緑の女神を手に入れたのに歓喜しないで嘆息を漏らす悪態行為をするとは何事ですか?」
「だってさ、こう言った大事な公約する時に主の背を椅子にして、如何にもこれから夫尻に敷いた生活……。家に沢山いる駄女神さま達がまた増えるだけだと思えば、僕の気も重たくなるよ……」
僕がまた大きな嘆息を漏らしながら不満を漏らせば。
「はぁ~、誰が家事を全部しているって~~~!」
「理君は家事をそんなにしていないでしょう?」
「そうそう」
僕が不満を漏らせば直ぐに王允先生と荀彧先生の漢の王族に忠犬ハチ公的な御二人が不満を漏らし、陳宮さんも首を振る。