いつもならば、アイツの尻に敷かれている僕は、『ごめんなさい』と土下座をして詫びを入れるのだけれど。
サキュバスである妖艶、魅惑的な程昱先生が如何にも似合いそうな保険の先生なんて、人事の話は、僕は聞いてはいない! と言うか? コイツ等、僕が口煩いから、今日まで隠し通してきたに違いないと絶対に思う。
そう、こいつらは、みんなが結託して、血判状まで書き、僕のことを侮り、蔑にして主を騙したのだからと思うから。
僕は無性に腹が立って仕方がない。
『──貂蝉、貴様! 主を舐めているのか~~~!?』と怒声を吐こうと思えば。
「理君~、元気~! 程昱ちゃんはここだよ~! 今日から学校の保健室にいるから~。怪我をしたらおいでね~。先生がヨシヨシしてチュ~。痛いの、痛いの、飛んでけぇ~としてあげるから~。それのあちらの方も大きくなって我慢できなくなったら~。程昱ちゃんが治療してあげるから~。おいでね~、理君~。チュチュ~」と。