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第32話 ドキドキ朗読会

【21:58分】

【ようこそ幼い嫁候補たち】の第2話でいきなりエッチぃ展開になり少し顔が赤くなっていた亜沙美だが…その後も多少エッチぃ描写はあったものの、今のところは言うほど過激な文章はなく何とか第6話まで辿り着いた


「ふぅ……ま、まぁまぁエッチぃ内容もあったけど、BANされる程のは無かったね。だよね?大丈夫だよね?」


✱「あのくらいならな」

✱「心配ないやろ」

✱「むしろエグいの欲しいな」

✱「アンアン言わせてぇ」


「ε٩(๑>ω<)۶зちょっと、ちょっと!ナニ言ってんのよー!垢BANされたら困るんですけど〜。みんなエッチぃの期待し過ぎだって!アンアンなんて言わないからねっ!(汗)」


✱「(๑¯∇¯๑)ハハハ」

✱「すんません」

✱「いやいや もっと攻めようぜ」

✱「まだ行ける!」


「私はまだ配信者素人なんだから、そんなギリギリまでは攻めないからねぇ?」


✱「ま、そのうちな」

✱「攻めたら伸びるよ」

✱「配信後に続き読むんやろ?」


視聴者との言葉プロレスを数分間繰り返した後に、時計をチラッと見た亜沙美

(21:59分かぁ…この第6話を読み終えたら終わりにしようっと。さて、もう少しね)


「この話を読み終えたら今夜は終わりにするね。んっ、んっ〜じゃあ続き読むね」



………あからさまな子供扱いに、思わず嘘を付いてしまったカルーア


「はいぃ!?流石にソレは無いわ!ヒイロさんは大人の女性が好みなのよ!貴方達みたいなお子様は眼中に無いわよ」


「そ、そんな事は無いさ!彼は何度もわたしの身体を触ってくるし……それに!昨日なんかは…2人で一緒にお風呂入ったりした仲だし!」


「なんだかカルーアちゃんって可愛いね…みんなも、こういう可愛い子って好みなんじゃない?ソレにエルフって美人系だからね」


✱「確かに可愛い」

✱「本当に居たらね」

✱「俺はアミちゃん派」

✱「エッチぃ方が好き」

✱「アリやな」


(´,,-ㅿ-,,`)フゥ-。そのまま6話を読み終えた亜沙美はひと息ついた


「さて、今夜は朗読会をしてみたけど…どうだったかな?需要があるなら、またやろうかなぁと思うんだけど?」


✱「良かったよ」

✱「明日も続きヨロ」

✱「雰囲気出てたよ」

✱「もっとエロいヤツ探しとく」

✱「俺も探すわ」


「ちょいちょい!エッチぃの探さなくて良いから…本当に良いからねっ!…それじゃぁみんな、今夜もありがとうございました。おやすミーゴ!」


✱「おっ!新しい挨拶」

✱「おやすミーゴ」

✱「良いね」

✱「おやすミーゴ〜」



「はぁぁ…何とか今夜も無事に終わったぁぁ……ん!?マイク切り忘れてたりとかないよね?……うん、切れてる……さて寝ようかな?」


パソコンを落としてベッドに横になった亜沙美


「明日から5月かぁ…ゴールデンウィーク前の登校日って、明日と明後日しかないんだよね……

(;´・ω・)ウーン・・・学校どうしよう?…明日行かないと、もう不登校確定しちゃうよね。半月以上休んだら…どの面下げて行けば良いか分かんないな………行くか学校っ!太一もフォローしてくれるって言ってたし…」


寝る前に歯磨きと洗顔を済ませた亜沙美。いつも通り、そのままベッドに入ろうとしたが…


「そうだ!学校に行くなら教科書を持ってかないとね…」


亜沙美は本棚にしまいっぱなしだった教科書を用意した。洋服棚に吊るしたままの制服を眺めて呟(つぶや)いた


「10日ぶりの学校かぁ、大丈夫かな?特にイジメてくる様な人も居なかったとは思うけど…」


太一から勧められた、ゴールデンウィーク前に登校をしておいて、連休明けに登校しやすい雰囲気を作っておく

その為にも明日は学校に行くべきなのだが…久しぶりの学校に不安を覚える亜沙美だった


「サポートしてくれるとは言ってたけど…太一は隣のクラスだしなぁ…大丈夫かなぁ?」


すっと寝付けない亜沙美は、今夜の配信を振り返り1人反省会をしながら眠りに着いた




続く

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