【放心する亜沙美】
「( ̄▽ ̄;)アハハ…私の半分の準備時間であれだけ凄いキャラクリした挙句に、キッチリと私に勝っていったのか…私が下手なのかなぁ…」
「おーい亜沙美…大丈夫か?」
昨夜の視聴者(アミーゴ)参加型配信の最後の勝負は、かなり気合を入れて臨んだハズだったが…相手はキャラクリも凄かったし強かった。まさか「玄人だなぁ…」と思わされた相手が自分より短時間で準備した梨香だった事を知り、亜沙美は放心していた
「梨香さんって…本当に何をさせても要領良くてソツなくこなせる人なんだねぇ…」
「えーとな……中学から本格的な許可がおりてリハビリに専念して、病弱だったのを克服した!…って話はしたよな?」
「うん、聞いた…」
「その頃からかな?効率良くやって寄り良い結果を出すことを気にして物事に励むようになったんだよ」
「あー、なーほーね!……( „❛ ֊ ❛„)んっ?それはそうと梨香ちゃんは?」
「さっき飲み物を買いに行ってくれる。って言ってたけど………遅いな。…!まさか?」
亜沙美と太一に嫌な予感が走った
【自販機近く】
「あ、あの離してください。友達と来てますので、心配されちゃいますから…」
「良いじゃねーか。少し付き合ってくれるだけで良いんだからさ♪な?」
梨香は敷地内で影ができている場所に設置されている自販機の所で、30代前半くらいの男から軟派されていた
「あの、通してください。私そろそろ戻らないと…友達が…」
「そんなのほっといてさ、俺と遊ぼうぜ!なんなら夜も相手してやるからよォ♪」
軽そうな男に絡まれている梨香。なんだかどこかで見たことがあるようなシーンが展開されていた
「(*」´□`)」警備員のお兄さーん!ここっ!ここでーす!!」
「チックショー!ここでも邪魔が入るのかよ!良いか、俺は何も手出とかはしてないからな!」
太一の姿を見付けた軽そうな男は、警備員を呼ぶ太一の声に気が付くと慌てて逃げていった
「大丈夫だったか?」
「ふえーん(´;Д;`)太一君…私…怖かったよぉ!」
「モニュン♪」X2
太一の姿を見て安心した梨香は、堪えていた涙が溢れ出すと駆け出し始めてそのまま太一の身体に抱きついた。12分に成長した彼女のダブルパイが、太一の胸元に力強く押し付けられた!
「(;¬_¬)へー、ほー…」
たわわな梨香に密着されて、顔の筋肉が緩みまくっている太一を冷めた目で見つめる亜沙美
【喫茶店】
亜沙美と太一は軟派された梨香を落ち着かせようと、室内プールを出てから同じ施設内の喫茶店に立ち寄っていた
「梨香ちゃん…大丈夫だった?」
少し前に、自分もしつこい軟派をされた亜沙美は梨香の気持ちが痛いほど分かる。なので凄く優しく話しかけていた
「(〃´o`)ふぅ…少し落ち着きましたわ…おふたりとも心配を掛けて申し訳ありません…」
「イヤイヤ 梨香は被害者なんだから気にしなくて良いんだ。それよりも大丈夫か?」
室内プールを後にし、喫茶店で軽い飲食をした事が梨香の気持ちを少し良くしてくれた感じがした
「本当に分かりませんわ…」
「ん?何が?」
「だってですよ亜沙美ちゃん。私みたいに見た目も大したことない地味な女を軟派しても、何も楽しくはならないだろう。と思うのですが…」
(ムカッ!な、な、な…なんですとぉ!私みたいな貧相な身体でも声を掛けられたんだよっ!?梨香ちゃんみたいな美人さんなら狙われても当然なんじゃないのっ!)
亜沙美は梨香と自分を比較したら…顔もスタイルも、大きく負けていると考えているのだが……それよりも圧倒的に負けている部分がある!……「バストサイズ」である!
「梨香ちゃんは自分の事を分かってないよ!」
「どういう事でしょう?」
「梨香ちゃんみたいに顔もスタイルも良くて……その上そんな立派な山を2つもそびえさせているんだから、声掛けられてもおかしくなぃんだって!」
「ええっ!?……はぁ…そうなのですかぉ?」
ゲームの腕前といい抜群のスタイルといい、亜沙美は梨香が羨ましくてしたかない感じだった
続く