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第117話 お仕置にハマる!?

【2:45】

間もなく朝の3時になろうとしていた

その時、亜沙美は困惑していた。ロミータから「エッチぃ事をして迷惑を掛けたから好きにして良い!」と言われたからだ。だが…


「ほら!遠慮しないで良いのよ。悪いことしちゃったロミータに罰を与えなさいよっ!」


ロミータの両親は基本、放任主義である

とは言え子供(ロミータ)に無関心だから。という訳ではない。イングランドでは子供のうちから1人の個性を尊重する傾向が日本よりも強い


中学生になる頃には1人の人間として考えを尊重される事は普通にある。早い家庭では小学生の高学年から1人の人間として親が対等に接している家庭も、そんなに珍しくはないようだ


なので、基本ロミータのやりたい事を好きにやらせている。ロミータが梨香との同居を継続したい!という願いを叶える為に、梨香のパパに頭を下げてお願いしていたようだ


しかし、その反面。ロミータが人として間違ったことをした場合には厳しく叱っていた。悪さをして人様に迷惑を掛けた場合は容赦なく叱るのだ。時には軽く体罰もする


その親の教えを理解しているロミータも、親から折檻される場合に抵抗などはせずに「コレは悪い事をした自分(ロミータ)への当然の報いなんだっ!」と受け入れてきたようだ


しかし、そんな習慣が薄かった亜沙美は戸惑っている。ロミータに対してどうするべきか?悩んだ亜沙美は過去の自分の記憶を探った


「Σ(゜□゜)あっ!!そう言えば…ロミータちゃん。今から貴女(ロミータ)にお仕置するからね」


「えぇもちろんよ。ロミーも受け入れるわ!」


「うん。それじゃソコに四つん這いになって」


「こ、こうかしら?」


(亜沙美の家庭での折檻って…どんな事をするのかな?)


家庭によって教育方法はマチマチだ。ロミータは自分がどんな折檻をされるのか?少しドキドキして構えていた



「まずは私に恥ずかしい事をした事への折檻だよ。じゃ、じゃあ…行くね…」


「ペチ」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「(´꒪⌓꒪)はあ!?ナニよ、それは?」


亜沙美は小さい頃、かなり母親を本気で怒らせてしまったことを思い出した。その時に、今のロミータの体勢をとらされ尻を叩かれたことを思い出し、それと同じことをロミータにしたつもりだったのだが…優しいうえに、人とのコミニュケーションをあまり取ってこなかった亜沙美は、力(パワー)を抑え過ぎてしまった


例えて言うなら、友達の顔に蚊が止まったのを見つけたので、怪我をさせないように超加減して蚊を叩いた程度だった



「い、痛かったぁ?」


「違うわよっ!逆よ、逆!いくら加減してくれた。って言っても、そんな弱い力じゃ折檻にならないでしょーよっ!遠慮してんじゃないわよっ!」


ロミータの両親は基本、彼女(ロミータ)を怒ることは滅多に無かったが、怒る時にはガッツリ怒る。そんな教育の元で育ったロミータにしては、亜沙美の折檻は優しいを通り越していたのだ



「そうかなぁ?じゃあ今度は力を入れてシッカリ叩くけど、本当に大丈夫ぅ?」


「お仕置きする側が遠慮してんじゃないわよっ!許せないくらい恥ずかしい思いをしたんでしょ?ガツンと来なさいよ!ガツンとっ!」


「分かった。それじゃ…いくよ!!」


「バチィィン!!」

「んひぃ!?」


どうやら亜沙美は力(パワー)の加減がかなり下手なようだ。やり直しで繰り出した平手は、ロミータの右半ケツの中心部にヒットした!しかも今度は言うなれば…干した布団のホコリを叩き落とす為に、男が叩いたくらいの力(パワー)で繰り出された!


「あはっ!?…や、やるじゃない亜沙美…今のはズシン!と効いたわ…」


「だ、大丈夫?ごめんね、加減が下手クソで…」


やり直しの1激はかなり力(パワー)が乗っていたので、叩かれた拍子に前に倒れるようにのめり込んだロミータ



「い、今ので終わりなの?…やるんなら、全部シッカリやってよね?」


ロミータは起き上がると、もう1度四つん這いの姿をとり更なる折檻を求めてきた


「うっ!じゃ、じゃあ…あと1発だけ…【アミー水】って言って教団員の人たちを焚き付けた分もやるからね…」


「ロミーは逃げも隠れもしないわ。来なさいっ!はぁはぁ…」


むしろ折檻する側の亜沙美の方が気後れしていた。反対に叩かれるロミータの方は…何かを期待するような目をしている



「ズバッチィィィン!!!」

「んひぃぃぃぃ!!……かはっ!……ドサッ」


今度も先程の同じくらいの力(パワー)を込めた亜沙美。だが、ロミーを前に倒してしまう程の威力が出てしまった為に、同じ場所を叩いてしまうことを避けた亜沙美の手は…こともあろうに、ロミータのお尻の中心部のやや下側…つまり…女の子の大切な部分にクリーンヒットしてしまった!!


「ごめんなさい!ロミータちゃん大丈夫?」


凄く良い音が響いた後、ロミータが全身のチカラが抜けて「ドサッ」とうつ伏せに倒れ、小刻みにピクピク震えているので、それを見た亜沙美は完全に動揺していた


(ドドドどうしよう?完全にやり過ぎちゃったよねぇ?)


「効いたわ亜沙美……や、やれば出来るじゃないのよ…かなり効いたわよ…」


ロミータは苦痛の表情と言うよりかは…何やら特殊なご褒美を受けて、その悦びを全身で感じてしまい、その余韻に浸っているメスの顔をしていた


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「はーっ、ハーッ…あ、亜沙美。ロミーはまだまだ平気よ!もっと気持ち良く…うぅん。折檻してきなさいよ、遠慮は要らないからねっ!」


「(; ꒪ㅿ꒪)えっ!?ううん、もう十分だよ!私の気は十分済んだからぁ!もう寝ようよ」


「ナニ言ってるのよっ!お仕置きする時は、相手にシッカリ刻む込むまでやらないと意味がないでしょ!さぁ亜沙美。ロミーはもっと欲しいのよ…ほら、ほら。やんなさいよっ!」


「Σ(||゜Д゜)ヒィィィィ!わ、私は十分気が済んだんだってばぁ!ロミータちゃん、何だか目付きが怖いから!もう寝よう?ね、ね?」


「駄目よっ!ロミーをこんなに熱くさせといて、そんな中半端が許されると思ってるのっ?ロミーは亜沙美の愛を、もっと受け入れるんだからねっ!!」


「愛じゃなくて折檻だよぉ!お、お願いだから、もう今夜は寝ましょ…ねーってばぁ!!」


やり過ぎたロミータを折檻していたハズなのだが…ロミータは何か新しい悦びに目覚めてしまったようで、更なる折檻を亜沙美に求め続けたので…2人が寝たのは4時を回ってからの事だった


すっかり配信者なみの生活リズムになりつつある2人だった




続く

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