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第132話 暴走モード突入!

【亜沙美の部屋】

時刻は間もなく22時になろうとしていた

この夏休みの間に偶然知り合った転校生であり同じクラスの同じく配信者であるロミータと、少しでも仲良くなって配信活動を向上させていきたい!…という前向きな気持ちは確かに亜沙美の中に存在していた!…のだが…


「あっ!はぁはぁ…ロミーちゃん…駄目だよぉ…服の中に手を入れて…そんなにまさぐっちゃぁ…」


✱「完全にアダルトチャンネルやん!」

✱「だが、其れが良い!」

✱「暴走モード突入!」

✱「確変入ったな」

✱「新しい展開キタコレ!」


「アミが悪いんだからねっ!」


「(; ꒪ㅿ꒪)えっ!?私が悪いの?何でぇ?」


「同級生の可愛い女の子に、こんな可愛らしい顔と声を魅せつけられちゃったらさ〜!マトモを維持できる訳ないじゃない!だからアミが悪いのよっ!アミーゴ達もそう思うでしょ?」


✱「せやなぁ…( ˘ω˘ )」

✱「間違いないな」

✱「アミが悪いな」

✱「不可抗力や」

✱「アミ受け入れなきゃ」

✱「諦めような」

✱「年貢の納め時だ」

✱「それでも視聴者(アミーゴ)辞めへんから」


「Σ(°꒫°๑)何でぇ?分かんないよぉ!?」


根っからの純粋無垢な亜沙美は、ロミータや太一、アミーゴ達を狂わせてしまう魔性の素質を持っている事をまるで理解していない!それ故にタチが悪いといえるのだが…それこそが亜沙美の最大の魅力ポイントなのだから、やむを得ないと言うところだろう



「さーてアミ。邪魔な服はヌギヌギしちゃいましょうね〜♪むふふ…」


「駄目だってばぁ!配信中なんだよぉ!?」


✱「俺もう死んでもイイ」

✱「今夜のことは忘れない」

✱「俺たちが歴史の証人だ!」

✱「いよいよアミも大人に…」

✱「録画…オッケー!」


とんでもないオフコラボ配信になったしまった今夜。ロミータもアミーゴ達も予期してなかった神展開に完全に【暴走モード】に突入していたのだが……「チーン♪」

突然、1階のキッチンから音が響いてきた



「あっ!!オーブンの音だわ!アミ、パイが焼きあがったわよ!ご飯にしましょうか?」


「えっ!?……(꒪ꇴ꒪ ;)エエッ?」


✱「なんやて」

✱「なんやて!」

✱「なんやて!?」

✱「嘘やろ?」

✱「そんな急に?」

✱「マジっすか?」


完全に目がイッていたロミータだったが…オーブンから鳴った焼き上がりを報せる音に、亜沙美に対してのエッチぃ悪戯を「ピタリ!」と停止させたロミータに、アミーゴ達はおろか、今夜イケナイ辱(はずかし)めをさせられる!とまで覚悟していた亜沙美でさえも驚かせたロミータ



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「美味しかったわね〜アミ♪」


「う、うん…何だか家庭の味。って感じで凄く落ち着ける、そんな味だったよぉ……」


「良かったぁ♪お母さんから教えられていた味がちゃんとアミにも伝わって良かったわぁ♬」


ロミータから母親から直伝されていた家庭料理の数々は、ちゃんと亜沙美を満足させたようだ。ただ、終わることの予感さえしなかったロミータの【暴走モード】が、あんなに簡単に終わりを迎えたことに対して、ロミータ以外の全員が「信じられない」という想いを抱いたのは間違いないだろうw



「やっぱりね。食べ物は粗末にしちゃイケナイじゃない?ましてや、身内から伝授された味だったら尚更ねっ♬」


自分(ロミータ)が教えた味が、スッカリ好評だったので気を良くしているロミータなのだが…誰もが「それで良いんだ?」という気持ちのようだ


「美味しかったし、ロミーちゃんの暴走モードも終わってくれたから、良かったかな?あはは…」

(ん〜、でも何だろぅ?…何だか釈然としないなぁ……)


流石の亜沙美も配信中に、あんなエッチぃ事までされたのに…イキナリ終了を迎えさせられた事に、時間の経過とともに少しずつ腹が立ってきたようだ


(そうだよぉ!あんな恥ずかしい想いを必死に堪えて我慢してたのに…そりゃ食事は大切だけどさ、あんな簡単に辞められたらソレはソレで腹が立っちゃうなぁ!!)




【23時手前】

オフコラボは最低2時間は配信する!と決めている亜沙美。今夜も配信が始まってからなんだかんだ言って、2時間が経過しようとしていた


「さて!それじゃ、そろそろ配信も締めてお風呂に入って今夜は寝ようか?ね、アミ?」


性的欲求も食事的欲求も満たされたロミータは、使った食器の片付けを終わらせると服を脱ぎ出し風呂に入る準備をし始めていた


(アレは?引っ越し用の荷縛りロープ?…そうだぁ!!)


「どうしたのアミ?さっきからダンマリしちゃってさぁ……きゃっ!?な、何?…ちょっとアミ!?んあっ!んくっ、く、苦しい!!」


「お返しだよロミーちゃん!!配信中はエッチぃ事はしない!って約束してたのにぃ!アミにあんな恥ずかしい思いをさせてくれたんだからさぁ、ロミーちゃんも少しは恥ずかしい目に会わないと不公平だよねぇ!!」



【普段から怒る者は実は対して怖くない】

【本当に恐ろしいのは、普段は怒らない者が本気で怒った時である!】


その言葉は正しかった!ロミータの自分勝手な行動で散々恥ずかしい目に合わされた亜沙美の怒りは…突然に【素子限界点(リミッター)】をブチ壊した!


「んあっ!痛いって!あぁん!ロープが身体に喰い込んじゃってるって〜!」


荷縛り用のロープを手に取った亜沙美は、風呂に入る為に下着姿になっていたロミータの背後から襲い掛かり、そのロープを柔らかい彼女(ロミータ)の身体に食い込ませ、全身を縛り上げたのだった!


「どうロミーちゃん!痛い?恥ずかしい?私だってねぇ!すんごーく、恥ずかしい想いをしたんだよぉ!ねぇ、分かってるぅ?」


✱「んおおおお!!」

✱「ええぞアミ!」

✱「やっておしまい!」

✱「アミの逆襲キタコレ!」

✱「ロミーちゃんの喘ぎ声助かる!」

✱「更なるご褒美タイム突入かよ」


誰もが予想だにしなかった奥手で大人しい亜沙美(アミ)の逆襲!昨日、今日と散々恥ずかしい目に合わされた亜沙美の怒りが遂にMAXに到達してしまったようだ

どんな大人しくて優しい相手も、その笑顔がいつまでも無限に続く。と勘違いをしていると思いがけない反撃にあってしまう事を、頭の片隅に入れておくのは大切な事と言えよう




続く

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